※今回、ちょい厳しめに記事を書かせていただきました。
私はLEZYNE一択だ!LEZYNEが至高!という方はブラウザバックをお願いします。
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どもども。さぎりこです。
今回のブログはサイコンのお話です。
普段、私はこちらのGARMIN edge520jを使用しています。
ロードを入手した年の誕生日に今の旦那豚さんに買ってもらったものです。
使用して2年は経ったのですが、最近USB端子にケーブルをつないで充電しようとすると接続がうまくいかない。指で押し込んでいないと接続を認識してもらえず、自宅で充電するときは輪ゴムで縛り付けるなどしないとだめな感じ。完全に修理に出すことになりました。
とはいえ、今月はハルヒル、来月は富士ヒルで、サイコンなしだととてもつらい…。
というわけで修理中に使用する(ゆくゆくはGARMINと並行して使っていく)サイコンとしてこちらを購入いたしました。
デン!
LEZYNE MEGA C GPS(メガカラーGPS)です!
元々LEZYNEも気になっていた方なので。
では早速開封から。
箱はこんな感じです。
縦長のパッケージですね。
箱を開けてみますと、本体がお目見えされます。
本体の下にはマニュアルと保証書、専用?のUSBケーブル(ソフトウェアなどのアップデートはこのケーブルを使用してほしいとのこと)、簡易マウントが同梱されています。 早速ユーザー登録とスマホアプリのダウンロード。
ライドのデータを確認できるのはもちろん、bluetoothを介してサイコン自体の設定も可能。
(バイクの設定や画面の設定、ナビの設定、地図データの作成・保存など)
下の写真はサイコンのスクリーン内のどこに何を表示させるかを設定させる画面です。
この仕組みはGARMINにはないのですごい便利だと思いました。
ANT+も対応しているのでGARMIN使っているときにリンクしていたスピードセンサー、ケイデンスセンサー、心拍計もそのまま接続できました。
Webサイト「LEZYNE GPS Root」
こちらからもアップロードされたライドのデータを確認することもそうですが、ナビの設定、地図データの作成・保存などもこちらのサイトから可能です。
出来上がったデータはUSBケーブルを介して保存するだけ。とても楽です。
(範囲を広くすると容量大きくなってしまうので注意)
設定は本当に楽。
というわけで一通り設定をし、試しに鎌倉まで走りに行ってきました。
ただ、設定の時に感じていた好印象が一転、トラブルが発生…。
1.走行中にフリーズ。
画面を切り替えようとしたら音もせず反応もなく、静止してもスピードの表示が0にならず、電源も切れずといった感じで、数分経っても直らなかったのでフリーズと認定。
フリーズ解消の方法調べてフリーズ解消しましたが、ここまでの4.3㎞分の走行データは保存されず、吹っ飛んだ形に。
(フリーズ解消=強制リセット)
2.勾配の計算が大いに狂う。
スクリーンの一番右下に勾配を表示させるようにしていたのですが、1万%越えの勾配を表示させることが多々ありました。
登りは16995%、下りは-56000%とブレがすごい。
また、登っているのにもかかわらず勾配が0%のままの時もありました。
Stravaはこの辺の勾配も見て獲得標高も計算しているので、当たり前ですが獲得標高の数値を詐欺る形に。
Strava(理想)
実際の獲得標高(現実)
3.ナビのリルート機能がすぐに働かない。
試しにナビの機能も使用してみました。
方法は、スマホでルートを検索して、GPSに送るだけというとても設定は楽。
ルートを間違えた時のためのリルート機能も備わっていてとても助かるかな。
…と思ったのですが、リルートされるのは本来のルートから離れて300m離れたあたりからリルートされます。それまではずっと引き返しのアラームが鳴ります。
ちなみに旦那豚さんのMEGA XL GPSのナビ機能と比べてみました。
そもそも旦那豚さんのGPSと表示されているナビのデータが違う(目的地は同じ鎌倉駅)
それでも後追いでリルートされただけ良いと思ったほうがいいかもしれません。
といった感じで初回ライドで結構きついトラブル発生(フリーズ)しました。
520jでも走行中に電源勝手に切れるといったことはありましたが、フリーズはなかったので動揺しました。
というわけで最後に初回で感じたメリット・デメリットを書いていきます。
上記で記載したもの以外も書いていきます。
メリット
・電池の持ちがとてもいい(5時間のライドで20%しか消費されていない)
・全般的な設定が楽(ほとんどスマホで設定が可能)
・カロリー計算が現実的に見える(520jの方がカロリー消費が多すぎるように感じていたため)
・地図が見やすい
・走行データのアップデートはきちんと1回で出来る(520jは時折デバイス再起動しないとスマホと通信できないことが多かったため)
・勾配数値が静止時にも0にならない(520jは動いてるときしか勾配計算しない。)。
デメリット
・走行中のフリーズ
・勾配計算のバグ
・ナビがやけに激坂を通してくる
(鎌倉だからか?行きも帰りも勾配10%以上の坂を登らされることが多かった。MAX勾配17%(銭洗弁天は除く))
・300mまでならリルートでなく引き返せ
・ポップアップ機能でもナビはされるものの、曲がる方向はMAPを確認しないとわからない。
・データの送信は専用のmicroUSBケーブルが必要(専用ケーブル以外使用でのトラブルは保証対象外)
初回使用なので電力の通りとかうまくいっていないのか、とか電波受信しすぎてGPSが動揺してしまったのか、とかの外因もあるかもしれないので今後も継続して使用、520jが修理から帰ってきたら一緒に持ち出してヤビツあたり登ってみて比較なども取り上げていきたいと思っています。
そんな感じで今後ともよろしくお願いいたします。
ちなみに旦那に聞いてみたところMEGA XL GPSでは勾配計算バグはないみたいです。
※追記※
先ほどStravaを確認しましたところ、なんと地図に合わせて高度の計算を自動修正してくれる機能がありました。
これでも正確な数値が出るかは不明ではありますが、試しにやってみたところ、近しい数字に修正してくれました。
あまりにも変な数字が来たときだけ、この機能を使って修正したほうが良いかもしれません。