奥様は海外添乗員〜メモリアル

ロシアの中枢部へ@クレムリン



いよいよ突入するクレムリン。隣接する赤の広場と共に世界遺産に登録される、間違いなくモスクワ観光のハイライトとなるスポットです。



もともとは城塞を意味するロシア語のクレムリが語源となるクレムリン。帝政ロシアからソビエト連邦の時代にかけて名実共に巨大な国の中枢であった場合。



近寄る者を拒むように建つこんな城壁の内側へ、気軽に入れる時代が来ようとは思いもしませんでした。それは十数年前も今も変わらぬ思い。今だって、ほら。007でも潜んでいそうなイメージじゃないですか。って、映画の観すぎ?



コニー : クレムリンいえ〜ぃ
添 : 勝手に歩き回ってたら捕まるから気をつけてよ。



確かに入口でのセキュリティチェックは厳しいし、内部で歩けるのは決められた歩道と車道を渡る横断歩道のみ。少しでも逸れると警備員からピピっと警告の笛が鳴らされます。ただ昔ほどの緊張感はなかったような?



広大な敷地にはたくさんの樹木が植えられ緑豊か。のんきなリスたちが走り回っていそう。城塞の中というイメージとはかけ離れた雰囲気です。



さらにロシア正教会がいくつも建ち、街中とそう変わることのない風景。何しろ賑やかな観光客が多かった上、綺麗な青空だったから余計そう思えてしまったのかも知れませんが。



それでも確かにここは現在も大統領府や大統領官邸が置かれる、ロシア連邦政府の拠点。あのプーチン氏が執務を取っている場所です。



ロシア史を知れば知るほど、ここに立っていることが不思議な感覚に。まあでもお金を払いセキュリティさえ通過できれば、たとえ誰であってもこの場所に立つことができる時代になったと・・・十数年前と変わることなく感慨にふけってしまうのでした。


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