奥様は海外添乗員〜メモリアル

空から仔猫が降って来た



長く晴天に恵まれていた沖縄も数日前から突然どんより雲が広がり、まるで梅雨時のようなお天気が続いています。とりわけ一昨日の夕刻は珍しくバケツをひっくり返したような雨となりました。外灯が灯り始めた頃には芝生を敷き詰めたわが家の庭はあっという間に池のよう。軒先に置いたバジルのプランターが気になった私は傘を持って玄関の重い扉を開けたところ・・・



激しい雨の音にかき消されていたんでしょうか。突然耳に響いてきたのは甲高い仔猫の鳴き声。えっ⁉︎ と思うのと同時に目に入って来たのは玄関先にうずくまる、びしょ濡れの仔猫の姿でした。何が何だかわからないまま、反射的に抱き上げて家の中へ。全身ずぶ濡れで震える仔猫を夢中でタオルに包み、身体が温まったのを確認したらその足でペットグッズを売るご近所のショップへ。



とりあえず間に合わせのミルクと哺乳瓶を購入し、仔猫の元へ。思えば昔から私の実家にはいつの時もたいていニャンコがいましたが、親から離れた仔猫の世話をした記憶はなく、あたふた。まあでも今の時代は検索すれば色んな情報が手に入りますので、四苦八苦しながらとりあえず新米母さんの代役を務めてます。まだまだ生まれたての仔猫ですから数時間おきにミルクもあげなきゃならないし・・・この歳になって初めて子育ての大変さを体感してます。



そして本日は仕事から急いで戻り、長いこと隊長がお世話になっている動物病院へ行って来ました。気になったのは目やにでくっついてしまっていた目。野良ニャンは病気を持っていることも多いし、母猫からしっかり免疫をもらえているかも心配ですからね。今回は薬だけもらって来ました。まだあまりにも小さいので(推定生後1〜2週間?)検査やワクチン接種はまたの機会に。でも診察台の上で必死の様相を見ると、くっついてしまっていたおめ目がなんとパッチリ。なんだ、ちゃんと開くんだ!っと、ちょっぴり安心しました。



いやぁ、それにしても仔猫はいったい何処からやって来たんでしょう。育児放棄した親猫が連れて来たとか、ガラスに拐われてたまたま落下したとか、あるいは?まあ考えたところで真実がわかるはずもなし。きっとお空から降って来たんだね〜?ってことで、名前はそらと名付けました。ちなみに今はまだ隊長に気づかれないように別室におりますが、近いうちにご対面させなきゃならないでしょう。今一番の悩みはどのタイミングで顔合わせさせるかという点。さあて、どうしましょう(汗)。


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