「OLCや任天堂など、主力株に公的年金などの買いが入っているとの見方があった」。
とは、以下の本日前場終わりの日経新聞より。
東証前引け 続落、値動き荒く値幅1200円近く 年金買い観測は支え:日本経済新聞
このタイミングでを目を疑いましたが、25日線(紫色)へのタッチは、今回のコロナ騒動となる直前の1/24以来。
昨晩はまた米のブレーカーが落ちましたが、オリランドは凄まじい上昇日となりました。
もちろんこの毎日のぐちゃぐちゃ相場、信用できることなど何一つありませんが、今日はラジオ日経で、崔真淑(さいますみ)さんの視点からOLCが取り上げられていました。
(OLCなど)ここにきて買い戻しになっているのは、日本の自粛ムードが収まりつつあるという表れではないか。
アメリカ・ヨーロッパでは自粛ムードが高まる中、日本は一律の休校開放を徐々に進めるなど自粛ムードが収まりつつある。
世界と繋がっている製造業などよりも、日本国内のテーマパークや飲食店のほうが戻りやすくなるのではないか。
ウイルスに対する日本の対策は正しかったのかどうかの判断は難しいですが、実際の感染者の数字から判断するに、確かに最小限で凌いだとも考えられます。
上は、クルーズ船を別とした、3/17現在の感染者数(参考:日本経済新聞)。
日本もいまだ日に日に増えているのは間違いないのですが、米を含む「急速に増えた他国」と比べると、最初から注目されていた国としては、人口数を加味しても随分抑えられているのではないでしょうか。
今となっては欧米に転移してしまったことは事実で、今度は「今後どうなるのか」ですが、11年前のリーマンショックと比較しての考察が、これも本日のラジオ日経でありました。
「メモができる方はメモをしながら…」と言われたので慌ててペンを取りましたが、展開が早くて非常にがさつなメモですみません。
●2008年8月末の日経平均は13,000円前後
●2008年9月末は11,200円で【-14%】
●2008年10/27は最安値の7,162円
●10月は前半に9%の暴落が2回→これが今のアメリカに当たる?!
●当時10/27のPERは9.5倍、EPSは800円前後●今のPERは10倍、EPSは1,600円
●もし仮に11年前の9.5倍を今のEPSにかけると、当時の10/27に当たる株価は15,200円?●当時はその後、11/6にトヨタショック(大下方修正)
●これでEPSが589円に落下
●その後次々と下方修正が発表され、2月のEPSは111円に
●となると今度はPERが70倍に
●当時の日経平均は7,750円●この通りになるならば、悪材料が数字となってくる来月あたりに大底を作るだろう。
以上、「サンプルがリーマンショックだけで、非常に乱暴な考察である」ということは前置きされていましたが、完全に当たらずとも概ね近いような軌跡を辿るのかなと考えてはいます。
いずれにしても、ある程度の長期戦は覚悟しないといけないですね。目先の上下動に翻弄されないよう動きたいと思っています。
つまり、今日のオリランドも、まだ全く信用していません。
🇺🇸ダウ「コロナショック」🔥
3月
02(月) +1,293 ←過去2番⬆️
03(火) -785
04(水) +1,173 ←過去3番⬆️
05(木) -969
06(金) -256
09(月) -2,013 ←過去3番⬇️
10(火) +1,167 ←過去4番⬆️
11(水) -1,464 ←過去4番⬇️
12(木) -2,352 ←過去2番⬇️
13(金) +1,985 ←過去最大⬆️
16(月) -2,997 ←過去最大⬇️😭 pic.twitter.com/IXC7vC3vbm— にこそく (@nicosokufx) March 16, 2020
こんなのもう、人間が首を突っ込んではいけないやつです(-_-;)
本日の日経平均は、反発はしましたが非常に不安定。東証1部の値上がり銘柄数は1874(87%)、値下がりは273、変わらずは19でした。
日銀が上場投資信託(ETF)を買い入れているとの観測や公的年金の買い観測が支援材料となった。最近の相場下落が急ピッチだったことから自律反発狙いの買いも入った。
■日経平均:17,011.53円(+9.49円 / +0.06%)
本日の終値|オリエンタルランド(4661)
【13,235円】(+960円 / +7.82%)
■最高値:13,300円(14:24)
■最安値:12,160円(09:01)
■値幅:1,140円
■出来高:3,426,200
日経平均の値幅もすごかったですが、オリランドも1,000円超えの大揺れ。
こうなるともう人間の適応力はすごいもので、出来高300万もだんだん慣れてきましたね^^;
今参考になるのかどうかですが、信用倍率は先週の【0.81】から0.14下がって【0.67】。
とにかくまだしばらくは、暴風域は抜けられませんですね。
しかしこれだけ安いと欲しい銘柄がたくさん出てきてしまったのですが、買う場合はひとつひとつ覚悟を決めて、突入していきたいと思います。