続きですが、話は台風の大規模停電が起きてから3日後まで話は進みます。
1日目は停電は直らず、2日目は仕事だったため家を出て、仕事先は停電の影響を受けておらず、この温度差はなんだろう?と疑問に感じたものです。
2日目の仕事を終え帰宅の路を急ぎ、停電は家までもうすぐの所まで復旧していました。この角を曲がれば自宅。角を曲がってもまだ一帯は真っ暗。気持ちもいっきに真っ暗になりました。
でも明日の朝には復旧しそうだなと、やっと停電の復旧のメドが見え、安堵したのを今でも覚えています。
そして次の日の朝、近所に住む人から信じられないような言葉が耳に入ります。
関電の人が停電を直さずに帰ってしまったと。
耳を疑ったのでもう一度詳しく聞きます。
この辺は、停電の電話連絡が無いため作業する事はできません。
と言って帰って行ったそうです。
夜ではありません、朝イチです。
?
これが大規模停電が起きた時にまずする事でした。
そして色々出てくる矛盾点。
まず震災や台風など被害が集中すると電話など回線が混み合って繋がりにくくなります。
停電後すぐに関電に電話した人はわかると思います。
長い人は5〜8時間 電話し続けたと。
ただでさえ停電で充電もできないのに
停電で家の電話も使えないのでもちろんスマホで電話です。モバイルバッテリーがないともちろんこんな長時間持ちません。
k-taは車で充電しながら電話しました。
幸い3日目なので40分ほどで繋がったでしょうか。
そして次に必要なのが、家に繋がる電線の電柱の番号です。
やっと繋がったのに、この電柱の番号が分からず電話が切れてしまったらまた一から電話し直しです。
予め自分の家に引き込んでいる電線と電柱の番号を把握しておきましょう。
これらは、都会のマンションや集合住宅では必要とせず、一つの回線が直れば全て復旧するのですが(誰かが電話してくれた場合)一軒家などで一つの電柱から一本だけ電気を引き込んでるタイプの家では、電話しない限り永遠に停電を復旧してくれないんです。
たぶん前回の台風の千葉での大規模停電はこのタイプが多かったんではないでしょうか。
東京にくらべ千葉は広い一軒家が多い印象です。
関電(関西)と東電(関東)で対応が違うかもしれませんが、参考になればと思います。
これだけ書くと、関電の人が悪者みたいですが k-taはそう思っておらず、
昨年の関西の台風、大規模停電 200万世帯の停電に対して関電 8000人規模で対応に当たってくれてたので感謝しかありません。
通常の停電では、関電や大きな送電線などにカミナリが落ちたなど原因が特定しやすいし、1カ所を直せばすべて復旧するのですが、
台風での大規模停電は、たくさんの電線が断線してるため、関電もどこが停電しているか、電話がない限り把握できていないからです。
今回の台風19号の被害で今そしてこれから停電の被害に合われた方、友人や親族や年配の方がおられたらこの方法を教えていただけたら幸いです。
とくに年配の方は、こんな方法や対応できない人もおられると思うので、立ち合ってサポートしてあげてください。
大規模停電は待っていても復旧はしません。
最後にまとめとして
大規模停電は、家に引き込んでいる電線の把握と電柱の番号を関電や東電に電話が繋がるまで電話して伝えないと復旧に来てくれません。
とくに庭の広い実家や田舎のご家族で大規模停電に遭われている方が居れば、この情報を共有して頂けたら幸いです。