父ちゃん、釣りしたい！

とうとうきたか！この時が。

我家は代々釣り一家。

初めて私が釣りしたのは4歳の時。

我が子にも時々菅釣りでルアーを使って

竿を振らせておりました。


その我が子も既に小5、釣りの遺伝子が

発動したのかと思ったら

アニメの影響。。。

放課後ていぼう日誌ってアニメがあって

それの影響らしい。。。



なので舞台は防波堤、ターゲットは豆アジ、

釣り方はサビキをやりたいと。。。


実は40年以上釣りしてるけど

サビキ釣りをした事はほとんどなく

やりたいと思った事もない釣り。。。


めちゃくちゃ数を釣るので

毎年実家の港で釣るアジの大きさが

小さくなっていくのを目の当たりにした

幼少期を過ごした

キャッチアンドリリース主義の自分には

ちょっと堪えます。



と、敬遠してきた

サビキ釣りをやらねばならないとは。。


1年に何度も釣りに行く訳ではないので

負け戦はしたくない。

出来るだけ確率を高めるため、

場所は知多の鉄板、豊浜漁港を、

混雑で場所が取れないのを懸念して

朝4時に現地着。釣り桟橋は避ける。


内側の潮通しの良さそうなところへ

たまたま場所を確保できた。

まだあたりは真っ暗。




出来合いの仕掛けを6フィートのトラウトロッドに

取り付けて放り込むが全く反応がない。

真っ暗なので何が効いていて

何が効かないかもわからない。


両隣りの人はどちらも椅子で寝ている。

どうやら場所だけ取って寝てる様だ。

美味しい時間は夜ではないということかな。

でもすることがないし子供が暇するので

釣り続けるしかない。


1時間後、空が明るくなってきて周囲の人の

竿がしなった。群が入ってきた様だ。

と上の子1号が来た来たー！と叫ぶ。


なんとか釣れた様だ。狙っていた小サバが釣れた。

意外に掴むの大変。回遊魚ってヌルヌルが。

TVとかでトングみたいなので魚挟むのを見て

大袈裟だなあと思ってたけどアレ欲しい。


とりあえず写真撮っておこうと

シャッターを切ったが

ブレブレ。。。


すかさず1号が何か釣り上げた。

今度はサッパだ。あー、これ小骨多そうな奴。

狙いはアジとサバだけなのでお前に用はない。

とリリース。どうせこの後どんどん釣れるだろうし。


と、思っていたのが間違いだった。

その後パッタリ釣れなくなった。

上から見てると魚は時々来る。

でも見切られてる印象。


そして驚いたのが餌の消費。

オキアミのブロックが2時間位でなくなった。

手持ちのエサがなくなるのに

あと1時間もかからない。補給が必要だ。


そこはさすが豊浜、移動販売車が来ている。

そこで買えばいいのだがいっそのこと

場所を違う漁港に変えてしまってはと

ランガン癖が出てきてしまう。


何もわからない1号はいいよー、と

場所変更を了解、クルマで移動する。

インター側の釣具屋でオキアミのブロックを購入。

次の行先を半島の反対側の大井漁港に。

知多半島道路を南下すれば早いじゃん、

とインターに入ると行先が名古屋のみ。

ゲッ！しまったー！降りる事も出来ず、北上を始めてしまう。


仕方ないので常滑漁港に向かう。

会社の同僚が時々そこでサビキをやると聞いていたので

可能性があるかと。が、しかし。雨が降って来た。


常滑漁港に着く頃は本降りに。

でもオキアミブロック買っちゃったし、

とりあえずやるか。。と竿を出したが反応なし。

雨が酷くてカッパは上だけなので

短パンがずぶ濡れ。辛い。。

我慢大会に来たのではない！やめ！

ブロックを海に放り込んで片付けて帰る。。


つまり、本日の釣果は小サバ1匹。




ていぼう日誌みたいに唐揚げしてー！って

言われたが1匹のために揚げ物はイヤだ。

塩ふって塩焼きにしてやった。




下の子2号も一緒になって餓鬼のように

食い潰してしまいました。





話はこれで終わっていません。

サビキを初めてやったのでノーマークだったのが

オキアミの臭い。オキアミ触った手であちこち

触ったせいでクルマの中が生臭い。。。。


この日はクルマの脱臭について考える1日になりました。

オキアミの付け餌は使っていたけど

ブロックの扱いがこんなに神経質だとは思いませんでした。

聞けば最近知多半島はサビキが渋い様です。

結局壮絶な負け戦となり、1号と2人で

来週リベンジだ！とその日のうちに

釣具屋に足を運んでしまっているのでした。。

来週に続く。

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