喘息の強度が上がる季節がやってきました
低温!
乾燥!
暖房と換気不足による空気の悪化!
ここにストレスまで加わればそりゃ苦しいってもんです。
普段から思考の多動と感覚過敏で無自覚に多ストレス生活だってんだから、他の要因で自覚できるストレスが加わったらそりゃーそろそろ呼吸が苦しくなってきますよね!
なお喘息つきでも呼吸機能に数値で異常が出ることはないです。ベースの肺活量が女性の平均を全年齢で上回る、大変な優秀っぷりを検査のたびに叩き出しています。
というかこの高すぎる肺活量のせいで喘息が顕在化しなかったんだな……。
発達障害でも日々感じるところですが、疾患の『標準治療』ってのは時代によって全く変わるものですねぇ。
夫は成人までに治った小児喘息持ちでしたが、その頃は発作が起きた時の対症療法がメインの治療だったため、現在私が受けているステロイド吸入剤でのコントロールについて理解してもらうまでに結構かかりました。
特に検査で異常な数値が出ないから尚更ではあったと思いますが、本人曰く「自分が受けてきた治療が間違いだと言われている気持ちになった」というのもあるようです。
違うあの頃はそれが最善手だったの!研究が!進んだの!!
と話してとりあえず和解を見たのではないかと思います。理屈だけじゃなく心理面まで確認しないとわかんない、解決しないことって割とありますねえ……。
発達障害も、ADHDについては最近では薬剤治療を取り入れている人の方が多いのではないかと思います。
とはいえこれは『毎日対症療法をする』というタイプの薬ですよね。喘息は一応『根管治療と対症療法の併用』という面が大きくなっているので多少の違いが出てきます。
そもそも生まれつきの脳の作りを変更できるだけの薬ってのは存在しないわけで対症療法になるのは当たり前ですし、実際脳の作用を永続的に変化させられる薬剤ってどうなんですかね。割とデリケートというか、医学的倫理問題になってくるやつだと思うんですけど。
脳の障害って人格に関わってくる部分でもあるので、飲み続けなくても永続的な変化を起こせる薬剤ってのはおそらく「開発できても使用されない」類になる気がするんだよな……基本的な問題点としてはロボトミー手術とほぼ同じものになるんじゃないかと思います。
あとは発達障害が『定型とされる範囲まで治癒可能』となったとき、あえて発達障害でいることを選ぶのが社会から排除されそうだし。流石にそうなったら頑張って排除されない国まで逃げようと思います。世界的に排除されたらどうするか……そ、そうだ!助けてシーランド!!
実際そのためだけにシーランドの爵位を買っておこうか数秒迷いました。保護してくれるんかな……どうだろうな……てかシーランドって今どうなってるのかな……。
※調べたら2代目公になってましたが多分今も元気に爵位とかグッズ売ってるみたいです。
というわけで、まだ全力疾走10m程度で収縮して超痛くなる気道の炎症が少しでも良くなるように、白い粉を吸って頑張りたいと思います(語弊)
画像は下記サイトより。まさに粉薬を吸入するやつです。
的確に喉にだけくっついて効果を出す薬なので、ステロイド剤としては大変効率のいいタイプらしいです。
飲み薬だと「気道にだけ効けばいいのに全身に回っちゃう」という最大の難点があるらしいので……。
そんなわけでお付き合いが長期に渡る障害と疾患だらけですがのびやかに生きていきたいと思います。
それでは!