○☓問題:糖は歯周病菌の餌? | スピ系歯医者の心身リセットラボ

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地球観光の最後の日まで命を輝かせる✨

○☓問題:糖は歯周病菌の餌?

(写真:ブラックベリーは今年2度めの収穫です✨)


 




インターネットの世界では様々な情報が

錯綜しています。健康オタクとしては
どの情報が自分にとって役立つのか?
時には名探偵コナン君のような鋭い
観察力を駆使して情報を収拾選択する
必要があると思います。

ということで本日は「炭水化物は歯周病菌の餌になる」という
理論はなんだか不思議だなぁと思ったので備忘録で
メモしておきます💖

*もし、万が一専門家の先生が間違ってこの

記事を読んだ場合、小学生みたいな
歯医者の戯言と思い適当に聞き流して
笑って許してちょ😓(笑)

例えばこちらのページには専門家の先生の
ご意見としてこんな事が書かれています。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53552

♠「すぐにでも始められる、虫歯、歯周病のケアとして、
まずは糖質、炭水化物の摂取量を減らすことが挙げられます」
その理由は。。。
♠炭水化物は歯周病菌のエサであり、プラーク(歯垢)もつくりやすい。
もちろん減らしすぎは問題ですが、最低限の量にとどめることが重要です。

 

(一部引用終了)

ということなんですけどね、糖質って本当に歯周病菌の餌なんでしょうか?
それについては、京都大学の微生物感染症学分野
歯周病の代表菌の*Porphyromonas gingivalisについての
研究を行っていてHPでその菌の培養方法について
次のように紹介しています。

(*歯周病菌の種類は現在では800種類を超えると

言われていますが、その中でも親分格の細菌です。)

 

♠培養方法

通常、細菌の培養は恒温器で行いますが、

P. gingivalisは酸素存在下では生育できない

偏性嫌気性細菌であるため、本研究室では、

酸素を除去することが可能な嫌気

チャンバー内で培養しています。

 

また、血液寒天培地を用いて培養すると、

鉄代謝により黒色のコロニーを形成します。

本菌が黒色色素産生菌といわれる所以です。

大腸菌などは一晩で十分に生育しますが、

本菌では数日から一週間程度を要します。

 

💖本菌は糖類を代謝できないという特徴をもつため

生育にはもっぱらタンパク質やアミノ酸を要求します。

それらを代謝した際に生じる有機酸などが悪臭を示し、

歯周病の患者に特有な口臭の一原因となります。

(一部引用終了)

きっと名探偵コナン君のようにスマートな
あなたならもうお気づきだと思いますが、
💖本菌は糖類を代謝できないという特徴と、
先程の糖は歯周病菌の餌になるという部分は
矛盾しないでしょうか?

一度きりの地球ツアーですから今回の

転生では健康オタクのロールプレイを
することを選んだあなたなら

ここは気になる問題じゃない?

歯周病の代表菌P.gingivalisの餌は糖質ではなく
アミノ酸やタンパク質です!!!
だから糖質を目の敵にするよりも、
リーキーガットを起こして血液が
未消化のタンパク質で汚れることで
歯周病菌に栄養を供給してしまうと
考えるほうが個人的には自然だと考えています。

あ!でもかと言って私も別に白砂糖たっぷりの
スィーツを毎日食べるのを推奨している訳では
ありません。スィーツを食べるのならGI値の低く
唾液をアルカリ性にしてくれる果物がおすすめです🍎

 

(写真:ブラックベリーはソーダ割りで楽しみました♪)




それにしても世の中、特にインターネットの世界は
非常に情報が錯綜しているもんですね✨
まあ、生物多様性が環境に良いように
思考多様性も人間社会にとってはメリットが

有るのかもしれませんからこのままで良いですね💖

あはは~更に混乱を招いたかな?(笑)