梅雨の最中に咲く、薄紫色の花。
道端に咲いていて爽やか。
鞠のように丸っこく咲いている。
たくさんの花で塊に。
雨粒をまとった姿は、梅雨のうっとうしさを忘れる。
清涼感溢れる色合い。
名前はアガパンサス。
ギリシャ語で愛を意味する「agape(アガペー)」と、花を意味する「anthos(アンサス)」が合わさって付けられた。
和名は紫君子蘭。
アフリカ原産でアフリカンリリーとも呼ばれる。
遠い遠いところからやってきた花。
どんな経緯でアジアの果ての日本にやってきたのだろう。
明治の頃らしい。
すっと茎を伸ばした先に花が咲く。
ヒガンバナ科の植物。
花言葉は、「恋の訪れ」 「知的な装い」。
クールな感じだから、知的な装いなのかな。
蒸し暑さを忘れさせてくれる、クールさ。
薄紫のアガパンサス。