お久しぶりです。ここ最近、更新する情報がありませんでした。

今回は、現在インフルエンザが猛威を振るっていますので、タミフルDSについての備忘録です。

 

タミフルDSの用法・用量を確認します。

 

■ 用法用量 (規格単位毎)
1. 治療に用いる場合      
  (1)  成人      
    通常、オセルタミビルとして1回75mgを1日2回、5日間、用時懸濁して経口投与する。   
  (2)  小児      
    通常、オセルタミビルとして以下の1回用量を1日2回、5日間、用時懸濁して経口投与する。ただし、1回最高用量はオセルタミビルとして75mgとする。   
    幼小児の場合   2mg/kg(ドライシロップ剤として66.7mg/kg)   
    新生児、乳児の場合   3mg/kg(ドライシロップ剤として100mg/kg)
 
もうご存知だと思いますが、新生児・乳児(1歳未満)の方が、幼小児(1歳以上)よりも用量が多いです。
この理由について、もう私が解説するまでもなく、メーカー作成の資料を添付します(苦笑)。
単純に書けば、1歳未満と1歳以上でAUCが異なるということですね。
めったにないと思いますが、1歳未満のお子さんと1歳のお子さんの兄弟に同時に投薬する場合、
1歳未満のお子さんの方が用量が多くなるケースがあります。
おそらく、分包してしまうと、どちらが多いか一目で分かる訳ではないと思いますが…。
以上、備忘録でした。
 
※「服薬指導のエッセンス改訂第2版」の在庫が少なくなっているようです。
これまで購入頂きました皆様に、感謝致します。本当にありがとうございます。