こんにちは。大寒と呼びますとおり、まさしく寒さ極まっておりますが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
早速ですが明日1月22日(金)より、
TAKIYA ART MUSEUMにおきまして、『特別展示 日本の人形』を開催いたします。
江戸時代の嵯峨人形から、近現代の平田郷陽、鹿児島寿三、辻村寿三郎先生の作品を展示致します。
毎年ご好評いただく首振嵯峨人形をはじめ、犬筥や、お雛様もご覧いただけます。
館内2階スペースでは、人形師、着物デザイン、舞台、映画等の衣裳デザイン、演出、脚本、
アートディレクター等多岐に渡り活躍される辻村寿三郎先生の作品を多数展示しております。
辻村寿三郎
1933年11月、旧満州、錦州省朝陽に生まれる。少年時代を大陸で過ごし、
終戦の1年前の昭和19年に広島に引き揚げ、広島県三次市で終戦を迎える。
22歳、母の死をきっかけに上京、前進座の河原崎国太郎氏の紹介で
小道具制作の 会社に就職、26歳で独立、幼い頃よりの趣味であった
創作人形を一生の仕事と決意、 1974年NHK総合テレビ「新八犬伝」の
人形美術を担当、一躍注目を浴びる。 その後数々の創作人形の発表、
人形芝居の上演、舞台衣裳のデザインなど、 精力的な活動は人形の世界にとどまらず、
総合的なアーティストとして 各方面より大きな注目を集めている。
1975年 第10回モービル児童文化賞受賞
1976年 51年度ゴールデンアロー賞受賞
51年度芸術選奨(文部大臣新人賞)受賞
1977年 日本舞台テレビ美術家協会賞受賞
1980年 「海神別荘」昭和55年度芸術祭「優秀賞」受賞
1980年 財団法人民族衣裳文化普及協会「きもの文化賞」受賞
1984年 日本文化デザイン会議賞受賞
1985年 菊田一夫演劇賞特別賞受賞
1990年 イギリス、ローレンス・オリビエ賞ノミネート
2014年 三次市 芸術文化栄誉賞
それぞれの時代や職人によって異なる可愛らしさや美しさの表現が見どころのお人形たちです。
この機会に是非TAKIYA ART MUSEUMへお越しください。
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厳しい寒さも緩やかになってくることを期待したいです。
コロナもまだ予断が許されない状況ですので、ご自愛くださいませ。
最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。 (S)