山野颯想

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パーキンソン病・脳疾患の一つ

2020年11月18日 | 健康・病気
(上・写真)10月11日に、寝屋川公園にて撮影した《カリン》です。

2020年11月07日(土)
『パーキンソン病』
<脳疾患の一つ>
今朝の目覚めは、5時10分過ぎ。ちょっと遅かったが街中歩に出掛ける。
6時頃より降雨の可能性があるというので、傘を持って出掛ける。5時21分のスタートであった。
ところが、歩いて数分のところのアスファルト道上に、大きな袋のような何かが落ちているのが眼に留まる。
近づくとそれは人(男性)であった。身体を折り曲げ小さくなって横向きの姿勢で、眠っておられるような様子であった。
しかし、こんな処で眠っておられる筈はないと思って声を掛けるが反応がない。
横向きの顔を覗きこむと、物凄く汗を掻いておられるし、アスファルト上はその汗と、顔面から流れたのであろう血液で濡れていた。
倒れておられる理由が解らない儘に、再度声を掛けると僅かに反応があった。顔面の汗の理由を訊ねると、「ダウンを着ているから」と仰った。
「何か持病があるのですか」と問うと、「パーキンソン病」との返事があり、「救急車を呼びましょうか」と言うと「いいえ」と仰る。
「お名前は?」と訊ねると、「TBです」と応じた。
「お家は近くですか?」の問いに「はい」と答えられたので、そこで「●●町ですか?」と訊ねると、僕と同じ●●町であった。
近所という様子ゆえ、僕の肩を貸して、自宅まで御一緒しようと考え、男性を起こそうとするのだが、あまりにも重たくて不可能であった。
後で分かったことなのだが、男性の体重は80kg以上もあったのだ。
そうこうしているうちに、年配の独りの女性(Hさん)が現れ、偶然にも、その方は男性の知り合いであったのだ。
知人が来られたからだろうか、男性は「家に電話をする」と仰り、ポケットよりスマホを取り出したが、上手く掛けることが出来ない。
そこで、男性に電話番号を教えてもらい、僕のスマホで自宅に電話を掛けると、暫くして奥様が自家用車でやって来られた。
スマホの履歴から、男性の自宅に電話を入れたのが5時37分。奥様がやって来られたのが、それより5分あまり経ってからだろうか。
男性は独りでは立ち上がれないし、奥様と僕の二人で車に彼を乗せようと試みるが、重たくて不可能であった。
結果的には、奥様の判断で救急車を呼ぶことになった。
意外と早く救急車がやって来て、救急隊員二人の方の助けを借りて彼は救急車に乗り、病院へと向かわれた。
パジャマ姿であった奥様は、後で病院へ行かれるとのことであった。
奥様の話によると、パーキンソン病の発症は2017年のことだったそうで、以前は体重が100kgのときもあったのだという。
身長は180cmで、毎朝4時頃に歩きに出掛けられるのだそうだ。
これで一件落着。大したことが無くて好かった。好かった。僕が我が家に帰って来たのは6時17分であった。
帰宅して、国語辞典を紐解くと、パーキンソン病とは「脳疾患の一つ」「大きな震え、筋肉の硬直による手足の運動障害が主な症状」とあった。
今のところ僕は病院とは無縁だ。ほんとうに有り難い。丈夫な身体に生んでくれたお袋と親爺に感謝して止まない。

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