山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

生駒山系縦走路・私市駅より交野山経由でJR津田駅へ(“水芭蕉”を見に来られる方は多いですよ)

2019年11月27日 | 山野歩
白旗池

2019年11月17日(日)
『生駒山系縦走路』
<私市駅より交野山経由でJR津田駅へ>
[コースタイム]
[京阪電鉄・私市駅] 10:45 → 11:32 [すいれん池] 12:00→(さわわたりの路) → 12:50[八ツ橋]→[くろんど園地ゲート] → 14:06 [交野山] 14:30 → 14:45 [白旗池] → 15:28 [国見山] 15:37 → 16:29 [JR津田駅]
<“水芭蕉”を見に来られる方は多いですよ>
晩秋(立冬が過ぎたので、初冬なのかも知れない)の景観を愉しみたいと思い、歩きなれた近場の低山に独りでやって来た。
やらねばならないことがあり、我が家を離れたのが、10時が廻ってからになったので、
いつもなら黒添池に寄るのだが、今日は時間短縮のために、途中より尺治川を離れ“さわわたりの路”を進んだ。
今日、我が眼に留まった花は、私市駅から歩き始め、民家が終了し森中に入った処に咲いていた“シュウカイドウ”と、
尺治川沿いの道で朱赤の花をつけていた“椿”、そして、白旗池辺の道を行くときに道端に咲いていた黄花の“薬師草”くらいだっただろうか。
先日に立冬を迎えた所為か、“すいれん池”辺の楓や“錦木”の朱赤の色彩が心持ち色褪せていたし、落羽松が薄茶色へと変化していた。

(写真上)八ツ橋の林立する落羽松
至極ゆっくりと歩きやって来た“八ツ橋”で、丁度、車で通られた職員さんに「其処に“かたくりの森” という立札がありますが、“カタクリの花”は咲くのでしょうか?」とお尋ねすると、
「はい、4月頃に咲きますよ」「年によって咲くときにずれがありますから、ホームページを見てくだされば!」と答え、
さらに「此処(八つ橋)には“水芭蕉”が咲くんですよ、ご存じですか?」「“水芭蕉”を見に来られる方は多いですよ」と話された。
それより少し歩いた処の、くろんど園地ゲート前の駐車場には多くの車が止まっていた。ナンバープレートには、大阪だけでなく、奈良や京都もあった。
それより暫くして、しっかりとしたザックを担いだ僕よりも年配と思われる一人の男性が僕を追い抜いていった。
結果的にはその方も交野山へと僕と同じ道を歩まれたようで、
僕が交野山に到着するとその男性も居られ、暫くすると北方へとしっかりとした羨ましいほどの足取りで下山して行った。
今日は風も無いたっぷりの陽射しに恵まれた一日で、なかでも交野山の頂ではそれを如実に感じた。
360度の視界がきくその頂で、十代から二十代前半と思われる若人を中心として20名近い人々が、燦燦と降り注ぐ太陽を満喫していた。

(写真上)交野山からの大阪梅田遠望
交野山への急勾配の上り道であっても、背中に微かに汗を感じるくらいの快適な気候で、
暖かい日光がしみじみと照る中、Tシャツの上に薄い上着を一枚羽織る姿で十分であった。
それゆえザック中からヤッケを取り出すことは一度たりともなく、これがまさに小春日和なのだろうと思いつつ歩いた。


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