さんぽが楽しい、秋。

こんばんは、ヤマネコです。

最近、徒歩で出かけるのがますます楽しくなりました。

これまで徒歩だと少しきついかな、と思って自転車（必要なときだけ活躍する折りたたみ）を使っていた距離でも、往復一時間程度なら歩いて行こうかなと思うことも。悩ましい天候やたくさんの荷物があるときは別として、歩く行為自体がすごく楽しくなりました。

とくに、考えながら歩くことがすごく好きなんです。

ぼーっと歩くのは危険極まりないのですが、同時に行き交う人や変化を感じる街並みを眺めるのも好きで、たまに新しくなった標識やめずらしい車を見つけると得した気分になる。そんな具合なので、自転車や車（脱ペーパードライバーに挑戦中）での移動よりは安全かなと。のんびり徒歩で、目に入ってくるモチーフをどんどん取り入れ夢想しながら歩いています。

散歩自体は以前から嫌いではなかったけれど、これまでは「少しでも運動を」「難しいことはできないから散歩で」と、どこか消去法のように選んでいた節がありました。

でも最近では歩くこと自体が楽しかったり、考えごとをするため「歩きに行こう」と思ったり、以前とは向き合い方が少し変わったように思います。

変化の理由というのはとくに思い当たらなかったのだけれど、ちょっと強引に結びつけてみるなら、運動が習慣化して以前より体力がついたこと、感染症による外出自粛がかえって「出かけたい」という欲求につながったこと、それから最近の気候が（雨でなければ）外ですごすのに心地よいこと、そういうことが積み重なっているからなのかなと。

「運動の秋」という表現にちなめるほどの運動ではないけれど、昨年以前は圧倒的に「食欲の秋」というイメージが勝っていた私にとって、これはきっと悪くない変化（食欲の秋も大切にしますが）。今でも不要不急の外出は控える暮らしを続けていますが、三密の心配はめったにない田舎道をのんびり歩く習慣は、これからも続けていこうと思っています。

そういえばスマホ（Android）には歩数計アプリが標準で入っておりまして、最近になってその数字のチェックが楽しくなってきました。子どもの頃に「一日一万歩」といった目標（？）に向かっていたこともあるけれど、今はその半分でも、三分の一でも、歩いた歩数が見えるのは楽しいなと思いながら、今日は六千歩を超えられました。

本日の猫。