発表こそが刺激 第36回大宮北公民館まつりが開催

先日2/15〜16にかけて大宮北公民館(大宮区宮町3丁目)において、第36回大宮北公民館まつりが開催された。

同館を拠点に活動するサークルはもちろん周辺の学校や幼稚園なども作品を展示し、日頃の活動の成果を披露した。

観客も踊るフォークダンス

今回行われた同イベントでは、同館を拠点に活動する26サークルによる展示及び発表が行われた。

同館1階にあるレクリエーションホールでは、ダンス・パフォーマンスを行う各サークルが日頃の成果を発表した。

このうちフォークダンスはるかとフォークダンス円は共同でダンスを披露。

シニア層の女性が多いサークルだが、音楽に乗せて軽快なフォークダンスを披露し見る者を魅了した。

観客と一緒に実際に踊るセッションも用意され、イスラエルの「ビンバンボン」を踊った。

最初は初めて行うダンスに慣れない様子も見られたが、練習をおこなって実際に踊っていくうちにその楽しさに気づく観客が多いようだった。

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折紙体験が好評 折紙グループ

同館2階の大会議室では作品制作を行うサークルなどが展示を行った。

このうち折紙グループは、折紙でできた作品展示と体験会を開催した。同サークルには約20名が所属しており、毎月第2・4土曜日の午前に活動している。

展示については、折紙で雛人形やハスが浮かぶ池や童話かさじぞうの一幕を再現した作品が展示された。通常の折紙の範囲を超えたスケールの大きさが、また魅力的だ。

特に好評だったのが、来館者に向けた折紙体験。

メンバーの指導のもと、鴨や折鶴などを折る来館者の姿が多く見られた。やはり子どもには好評だったようで、一作だけでなく二作三作とたくさん作るこどもの姿もあった。

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チャレンジスクールとコラボ 押し花サークル

同グループの隣では、押し花サークルが展示を行った。四半世紀にわたって活動している同サークルは毎月第4木曜日の午前に活動している。

同イベントには毎回展示を行っているが、今回は廃材を生かした展示が多く見られた。カマボコ板やタイルなど用途が捨てられてしまう廃材に押し花を通じて新たな命を吹き込んでいる。

加えて今回は大宮北小学校のチャレンジスクールと共同で制作した作品についても展示を行った。プラスチックのパックを用いた小物入れで、押し花の作り方を同サークルがこどもたちに指導する。

押し花の場合は絵柄を考えなくとも自然を生かしてそれなりに図になるのが魅力と同サークルメンバー語る。最年長のメンバーは90代にもなるが、同イベントなどを通じて多くの人々に実際に見てもらうことが何よりのモチベーションにつながっているということだ。

その他会場の模様

このほか、会場では同館で活動するサークルだけでなく大宮北小学校の児童による書き初め作品や同校チャレンジスクールの折紙作品、大宮愛仕幼稚園・神戸幼稚園のこどもたちによる絵画も展示された。

また大宮北地区社会福祉協議会の協力のもと軽食販売が行われ、カレーライスや甘酒が振る舞われた。

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