昨年友人に連れて行ってもらってから、早く誰かを誘って行かなければ・・・と思っていた東麻布「日日日」。
味の方向性、食材、全てが好みにドンピシャな和食屋さんなのです。
日によって変わるメニューをお任せでいただくわけですが、「そうそう、これが食べたかったの~!!」と、お料理がサーブされるたびに呟いてしまうほど、ツボをついてくるのです(笑)
50年近く魚屋さんを営んできた大家さん(お店の)の意思を継いでいるそうで、とにかくお魚料理が美味しい!!一味も二味も違います。
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昨年お世話になった女性メディアの編集長とライターさんと一緒の4人の新年会。
ここぞとばかりに「このお店いかが?」と提案してみたら、めでたく伺うことになりました。
メニューは、おまかせコース、主菜を魚か肉どちらかのみにするおまかせショートコース。
コースの中のお料理からアラカルトでもお願いできます。
今回はおまかせショートコースにしてみました。
「ショート」と言ってもなかなかのボリュームですよ~。
雲丹と白子の茶碗蒸し。
この食材の組み合わせにのっけからヤラレました!
コースの展開が楽しみです。
日本酒で合うものを・・と相談したら、口開けの一升瓶が6種類登場!
お料理とどのように合うかなどの説明を伺いながら各々決めました。
私は乾坤一に。
とても切れ味のよい辛口。
茶碗蒸しの雲丹と白子の華やかな甘さを引き立て、
上品な旨みの鯛の薄造りにも、寄り添いつつ主張しすぎない、とてもよいバランスです。
柚子皮が、乾坤一の切れ味に少しふくらみを持たせています。
程よく脂がのった氷見の寒鰤には、山城屋。
柑橘系の爽やかな香り、キレイな酸が寒鰤の脂とキレイに調和します。
腹と背、身質の違いも楽しい。
カイワレ、辛子、大根おろし。
薬味に至るまでぬかりがありません。
大船渡の牡蠣フライ。
お行儀が悪いですが箸で分けると汁が流れ出てしまうので、一口ずつ齧ります。
幸せ~、
木の芽が添えてあります。
そう、ここは柑橘の酸味が続いていたので、もっと汁気のない清涼感がほしいところ。
こんな合わせ方があるのだな~と勉強になります。
合わせたのは田中六五。
トロピカルフルーツのような風味で揚げ物ととてもよいバランスです。
この日の魚料理は天婦羅。
春の息吹を感じさせる蕗が特に印象に残りました。
和牛サーロインすき焼き
4人でメインは魚と肉を2人前ずつお願いしたら、4人で両方いただけるようにしてくれました。
上品な甘辛のタレには実山椒がちりばめられ、これで大判のサーロインを1枚。
ちょうどよい量です。
実山椒で和牛の脂もさっぱりといただけます。
そして穴子が入っていたので、こちらも天婦羅で。
蒸してツメをつけるのも好きですが、天婦羅の美味しさは格別です!
食後は台湾のお茶と、
白あんとバニラアイス最中。
和のスパイスや香草使いも鮮やかな、美味しさの勢いを感じる和食のコース。
ご近所(家から30分以内で行ける)のお気に入り和食に決定です!
住所: 東京都港区東麻布1-29-1
電話: 03-5797-8758
日日日 (定食・食堂 / 赤羽橋駅、麻布十番駅、芝公園駅)
夜総合点★★★★☆ 4.3
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