こんにちは。

スージーカフェへようこそ。

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先日義父母が届けてくれたきりたんぽセット。

何人かの方のブログで拝見して気になっていた本。

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『子どもを信じること』

田中茂樹 

医師であり臨床心理士として地域医療、カウンセリングに従事している方。


少し厚めの本(全331ページ)でも事例を挟みながら読みやすくて気持ちが楽になる本。目からウロコのことばかりだけれど、心から頷きながらあっと言う間に読み終えた。


この本の帯に書かれていること。 


子どもを信じるということは都合よく考えて放任することでないのはもちろん、見守っていれば失敗しないだろうと信じるものでもない。失敗するかもしれないけれど失敗してもまた立ち上がる強さを持っていると信じる。

自分の子どもは信じるに値する子、大事にするのに値する子だと信じる。

親から信じてもらえることこそが子どもにとって決定的に大切な勇気の源になる。


私が何個か心に響いた言葉。


P58 不登校は困ったことではない

学校に行かないという行動は子どもが勇気を出して自分を守るためにとっている行動。

不登校が始まる頃にはすでに子どもは頑張り過ぎてかなり弱っている


p208 食べる事について

無理に食べさせて栄養のバランスを得ることより食べたいかどうかを、自分で決める子どもの自主性を大事にしることの方が長い目で見るとずっと大切。


p240 子どもを信じるというのは失敗しないことを信じるのではない。

失敗しても子どもは自分で立ち直っていくだろうと信じる。



p280 家ではくつろぐ、外では頑張る

家はくつろげる場所であることを家庭での最重要目標とすると決めてしまえば親も子も気持ちはぐっと楽になる。

親が欲張らないこと大事。

身の回りのことがきちんとできること、挨拶ができること、規則正しい生活習慣を身につけることなどできたらよいことはたくさんあるけれど、家がくつろげる場所であることを最優先してひとまずそれ以外のことは目をつぶる。


p303  親がすべきことは、子どもが失敗しないように先回りすることではない。

失敗やつまずきは必ずしも誰にもでも起こる。子どもがつまずいた時、子どもが立ち直る事を信じまたチャレンジできるように支えて見守ってあげることが重要。


この本を読んで見守ることの重要性を再認識。

親は指導しすぎず、指示を出しすぎず居心地のよい環境の中で子ども達の力を信じよう。


明日も小さなジャンプ。