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女性の性的搾取に真っ向から立ち向かった『スキャンダル』

2020年02月23日 00時21分19秒 | 映画


鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:7/35
⠀ ⠀ かっこいい✨:★★★★★
ウーマンパワー🤩:★★★★★
⠀ ⠀ 社会的意義🧐:★★★★★

これは面白い映画。
特に働く女性にはぜひ観て欲しい。

ジャンルこそ違うものの、
『ハスラーズ』や『チャーリーズ・エンジェル』と並んで、
女性がメインとなって活躍する映画だね。

シャーリーズ・セロンが演じてるメーガン・ケリーって、
実在のニュースキャスターなんだけど、
メッチャ似せてきてるのがすごい。

話としては、FOXニュースの創設者で元CEOだったロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)の
セクハラに対する女性社員の告発を描いた物語。

とにかく、セクハラがえげつない。
言葉を選ばないのであれば、「仕事やるからヤラせろ」ってことなんだけど、
「仕事に対する見返りが必要だ」、「キミの忠誠心が見たい」など
直接的な表現を避けているのが小賢しい。

また、性的関係の強要だけでなく、「中年女の脂ぎった顔など誰も見たくない」といった外見に対する罵倒や、
「もっと短い服を着ろ」といった性を売り物にするような指示など、
日本の会社のコンプライアンスでも一発アウトな発言のオンパレード。

でも、ロジャーによって仕事を与えられ、
有名になった人がいるのも事実なので、
みんな声を上げることもできないところが
複雑でもどかしい気持ちになるのだけど、
中には「男なんだから求めるのは当たり前」と割り切ったり、
同じ女性なのにロジャーに新しい女の子を献上するような人もいるのが驚きだった。。。

そんな中、ニコール・キッドマンが先陣を切って告発していくのだけど、
自らのキャリアを犠牲にして、自分が受けた屈辱と向き合いながら、
女性の社会的地位を守るために戦う彼女たちの勇気と行動力は圧巻でした。

と、同時に当時のロジャーの女性を軽視しまくっている
舐め腐ったスタンスは非常に腹立たしい。
彼、病気で歩行器具がないと歩けないぐらいなのに、
それでも自らの性的欲求を満たそうとするからね。。。
FOXニュースを大きくした手腕は事実としてすごいかもしれないけど、
人として終わってる。

特に印象的だったのが、マーゴット・ロビーのセリフ。
「セクハラに遭うと、あのときの自分の発言が悪かったのか、着ていた服が悪かったのか、
 とにかく自分のあらゆる行いを猛省する」
という旨の内容なんだけど、
自己肯定感が著しく下がってしまう様子を痛いほど感じました。

日本でもセクハラに悩む女性はまだ多いとは思うけれど、
この映画を観て何かを感じ取ってもらえたらと思います。

映画『スキャンダル』公式サイト

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