HP,SEO業者選びでみんなやるけど絶対やっちゃいけないこと!

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約2906文字 一般的完読時間 5分

今回は、めちゃめちゃ重要な話題です!
HP,SEO業者選びでみんなやるけど絶対やっちゃいけないこと!

ということですが、対象はこれからHP制作やSEO業者を選ぼうとしている方だけではありません。
いずれ業者選びをしなくてはならない可能性のある方、全てです!!

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まず、最初に確認しておかなくてはならないのは、「HP,SEO業者選び」は、税理士や機械設備などを選ぶ普通の基準とは全く違うということ。

そこを勘違いする人が多いから、騙されるんです!!

私も10年以上コンサルタントをやっている中で、数え切れないぐらい多くの「被害者」を見てきました。
そして今でも「被害者」が生まれ続ける現状をくい止められないのが本当に残念でなりません!
また、皮肉なことに悪徳業者や「悪徳とまで言えなくても倫理上問題ある会社」ほど、会社が儲かり大きくなっているのです。

世の中、一般的には「倫理上素晴らしい会社ほど伸びる」と言われています。
しかし、このHP,SEO業界は違うのです!(キッパリ!)

だから「大きな会社だから大丈夫」というのは全く通用しないのですよ。
それでは最も「やっちゃいけないこと」を言います。

1)営業マンの言葉を信じるな

業者の営業マンの言うことをそのまま信じるなんて絶対やってはいけないこと!

もちろん、営業マンはあなたより知識があるわけですし、それなりの教育や訓練を受けているわけですから、「疑うなんて難しい」と思うかもしれません。

いやいやいや、、、、

まず言っている内容以前に、営業マンはすぐに辞めてしまうかもしれません。
これだけは誰にも止められません!
実際、業界の定着率は非常に低く、能力ある者はキャリアアップを行うし、能力のない者はいられなくなります。

そんな相手にあなたの中長期の運命を託すホームページを託すのですか???

辞めないにしても契約したとたん、担当が変わることもよくあります。
そうなると、契約時に交わした同意や口頭で約束したことは事実上「無」になります。
仮にいくら優秀な営業マンだったとしても、会社の方針を動かすことはできません。

サービス内容の変更や事業からの撤退などの経営方針を1社員が決められるはずはありません。

契約書には、業者が有利になることしか書いていないし、むしろ不当に有利(あなたが不当に不利)なことが書かれていることが多いのです。
そしてそれを一般シロウトが見破ることができないのが実態です。

有名な典型例が、月額5万円で5年間払ったあげく所有権がないという契約。

つまり合計300万円払ったにも関わらず、5年後にHPを継続するためには高いコストがかかることが分かったという事例が多発しました。
彼らの営業手法は営業マンに片っ端から電話をかけさせ、たまたま引っかかった情報弱者を食い物にするビジネス。

多くの訴訟が起こりましたが、ほぼ全て業者が勝ちました。
契約書にそれを意味することが書かれており、訴訟対策は完全になされていたのです。

通常、顧客は契約書に書かれている細部まで意味を完全には理解していないもの。

これを行った業者は急成長し、業界で表彰されもてはやされ、一時期は百人規模の会社に成長しました。
このような会社は訴訟もクレームも完全に計算尽くです。
ただただマニュアルに沿って処理されます。顧客にとって切実な問題であっても、満足できる対応がなされる可能性は限りなくゼロに近いのです。

2)ハッタリ屋ほど契約が取れる実態

さて、では次に「契約書をちゃんと読んで納得してからでないと契約しないから大丈夫」と思っている方へ。

質問です。

あなたは営業マンが次のように言った場合、どちらを選びますか?

(1)「売上げ2倍になるのは確実ですよ」
(2)「売上げを上げられると思いますが、確実なことは言えません」

やっぱり当然(1)ですよね!

同じような説得力であれば(1)を選ぶのが普通です。
(2)を選ぶ方はむしろ人を見る目があるかもしれませんが、まずいません。。
(1)で売上げが伸びなかったら文句が言えますが、(2)では文句が言えないわけですから。

では新たな営業マンが来て次のように言ったらどうでしょう。

(3)「売上げを2倍にする自信だけは誰にも負けません。なにせ今までの成功率は98%ですから」

やはり(3)がより魅力的ですよね!

つまり何を言いたいかというと、営業はハッタリ競争で結果が決まるということ!!

大風呂敷を広げて、夢を見させてくれる営業マンは契約が取れ、自分の言葉に責任を持ち、冷静に対応する者は契約を取れないのです。

そしてこういった核心に触れる内容は「絶対ということはない」という理由で契約書に書かれることはありません。

では、夢を見させてくれた営業マンは本当に夢を実現してくれるのか?
そんな甘いものではありませんね。。。
無理して契約を取った者は、その罪の意識やクレームにより辞めていくものです。
引き継いだ担当者の常套文句は「前任者はそんなことを言ったのですか!申し訳ありません」

そもそも営業マンは契約を取るのが仕事なのだから、その優秀さや誠実さで選ぶというのは大間違いです!

多くの会社で契約金額に歩合給があり、私の知っている会社は100万円の契約に対して歩合給は20万円でした。
もっと高率な会社もあるでしょう。

たくさん契約が取れる営業マンは当然、通常の会社員では考えられないほどの高収入を得ることができます。夜討ち朝駆け、休日関係なしに営業し何でも言うことを聞きます。

契約するまでは・・・・・・!!

このように高額歩合給で営業マンにやる気を出させ、
加えて営業マン同志を競争させて、彼らの最高の契約実績を出させようとするのが「伸びる会社」なのです。

だから営業マンは契約を取るプロであり、HP制作やSEOのプロでもなんでもありません
ただプロに見せかけているだけです。

このことは長年、営業マンの先生(上司)の先生をやってきた私だから言えることです!!
営業マンの説得力の有無など、専門家なら分かりますが一般シロウトに分かるはずがありません。

3)何を信じれば良いのか

では何を信じれば良いのか?

その答えは、「信じて良いのは社長だけ!」

社長は会社を背負っています。
会社の方針もビジョンも社長が決めています。
その仕事への覚悟が違います。

仮に「担当者」が辞めても、社長が契約時に言ったことは生き続けます
会社がつぶれない限り、行方不明になることもないでしょう。

もちろん社長だからといって全て信じられるというつもりはありません。
何であっても例外はあります。

ただ、「発する言葉」に対する責任の持ち方が全然違うのです!

特に社歴が5年以上あるのであれば、長ければ長いほど会社を長く存続させたい気持ちが強いもの。
「評判を落としたくない」「紹介をもらえるような会社にしたい」と思うものです。
特に自分への直接のクレームだけは避けたいのです。

そういう面で、社長と営業マンでは信じられる度合いは月とスッポンです。
契約交渉は営業マンとではなく、小さい会社であっても社長と行いましょう!

今回も最後までお読みいただき感謝いたします!!
ではまた!!☆彡

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