人々の、心の拠り所となるような建造物の
破壊、焼失という事件は、
歴史上に点在する。
当時の人たちの気持ちは、
たぶん、、、今 パリに
思いを寄せているひとのそれと同種で、
地域や時間による差はないだろう。
今回のニュースで、私は、
建造物は、単なる箱ではないという事実を
はっきりと見せられた。
信仰心や祈りと、施設の有無は
究極的には無関係なはずだが、
その場所がなくなることで、
確実にダメージを受けることもまた、
今、自分が体感する、揺るぎない事実である。
キリスト教徒ではなく、
日本に住む私でさえ、こうなのだから、
フランスの人々の心は
いかばかりか。
昨日、最初にニュースを見たとき
「なんで ??????」という
戸惑いがしばらく続いた。
今日も過去写真を...
「アヴェ・マリア」カッチーニ
この出来事から、何を知ればいいのだろう?
内田ユミ
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