感性で楽しみたいというひとへ | 西洋美術の楽しみ方_ルーブルの魔女からの伝言

西洋美術の楽しみ方_ルーブルの魔女からの伝言

絵画鑑賞をもっと楽しく!絵の意味が分かる!


美術館は、

 

行くだけでも楽しいところです。
 

 

 

 

ぼんやりと絵を眺めるのは

 

至福の時間。 





講師が仕事の私も

 

込み入ったことは考えず

 

ただ雰囲気を楽しむこともあります。











ときどき、ブログやメルマガの読者さんから

 

こんなコメントを

 

いただくことがあります。

 

 

 

 

 

絵画の「知識」を取り込んでしまうと

 

自分の感性で見ることが

 

できなくなるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 





たしかに、


絵を見たときに受ける感覚は


とても大切です。





とくに、現代では、

 

 

 

絵画をはじめとする芸術は

 

「感覚で楽しむもの」という価値観が

 

ごく一般的にありますし、

 

 

 

 

 

 

最終的に、どう楽しむかは自分次第だと

 

私も考えます。

 

 

 

 




その前提のうえで、

 

西洋美術史の講座を運営しながら


日々思うことをお伝えします。

 

 

 

 




それは、同じ作品でも見る人によって、

最初に注意を引かれるポイントは全然違う

 

ということ。 





その人がすでに持っている


経験や知識によって、一枚の絵から


受け取る印象は自ずと変わってくる。 





つまり、知識の量や質が、

 

作品から受け取れる情報や印象を

 

左右しているということ。






知識は、感性の対極にあるように


思われがちなのですが、



実はそうではなく、




知識と感性は、人間の精神の両輪だと


私は思っています。 






両者は、互いに否定するのではなく


高め合います。 






もともと感覚的に、


絵画鑑賞を楽しんでいるひとが、 

知識を取りいれたことによって 




自分の感性を消滅させてしまうことは

 

ありません。 




逆にいっそう、

感じたままを大事に過ごす時間は


濃くなっていくように思います。 









感性で絵画を見ることを


私は否定しません。


(どんな風に見ても、いい!)









ですが 同時に、



一定の知識が、結果的に


感性の可能性を広げるということも


私は確信しています。 









私が、講座でお伝えできることは


あくまでも知識の領域です。





感性は、誰かが


教えられるものではない・・・




なぜなら、それは

 

そのひと独自のものだから。





けれども、

知識からアプローチすることによって

 

 


知識が感性を、やがて結びつけ、

あなたを別の次元へと

 

導くことが可能になります。







今日のブログをここまで読んで、


それならば、

 

絵画の見方を知りたいな、と思われた方は、 

 

こちらでお待ちしています。

 

 

 

>メルマガ「7枚の絵画」

(登録無料)

 

 

 

 

 

 

 

 

====================

 

現在、募集を受け付けている

セミナー、講座、

プライベートレッスンなどは

ありません。

 

今後のご案内を希望される方も

無料メルマガにご登録ください

 

====================

 

 

 

執筆:内田ユミ

 

 

 

 

  

▽拙著

 

 

 

 

 

 

今日も見に来てくれてありがとう!
クリックしていただけると嬉しいです