Wasl Vitaというショッピングモールがある。

出来てから数年経っているとは言えまだまだ新しく、
ドバイモールなどのある中心地からも程近い。

メトロステーションこそ近くに無いものの、
車でのアクセスは良く、
立地的には決して悪くは無い。
勿論駐車場も十分にある。

それなのに、
何故なのだろう?

ここはいつでも必ず閑散としている。


「おや?珍しく人がいるな。」

と思っても、
大概は何処かの従業員。

基本的に客はいない。



ロケーション的に家賃は決して安くは無い。
勿論、
営業する以上経費はかかるし、
これ程までに閑散とした状態では、
飲食店での食材の廃棄率は大変なものになるだろう。
どう考えても採算が取れているようには見えない。


「これで、やっていけるのかな?」


当然やっていけてはいないようで、
今回久しぶりに訪れてみると、
多くの店が閉店していて、
空きテナントも多く目についた。


それでも、
少なからず新規参入があるようで、
幾つかの新しい店がオープンしていた。



どうしてここへ出店してしまうのか?
少しでも市場調査をすれば、
このショッピングモールの市場性の低さなんて分かりそうなものなのだが。



そんな中、
Kobeyaという、
日本料理とタイ料理をコンセプトとした店が出来ていた。

実はこの店については、
少し前に話題になったのでその存在は知っていた。
その後しばらくして、
その店がどうなったのか気になっていたので、
今回、特に用もないのに、
このWasl Vitaを訪れたのだった。


店を覗くと、
勿論店内に客の姿はない。


これは別に、
この店がどうこうという問題では無く、
ここがWasl Vitaなので、
これは当然の結果である。


ここがどの様な店で、
どういった料理を出すのかとか、
そういった事には一切興味がないので、
ちょっと覗いただけで店を後にする。



それにしても、
何故にこのWasl Vitaというショッピングモールは、
これ程までに集客率が低いのだろうか?



モール自体は管理も行き届いているし、
先述した様に、環境も悪くない。
特に悪いところは思いつかないのだが。


何れにせよこんな状況だ、
ここで商売をやって採算を取るのは困難だろう。


果たして、
今後このKobeyaは、どの様な戦略でこのWasl Vitaで営業して行くのだろう。



しばらくしたら、
また見に行くとしよう。





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