母の過去 126 | 不思議なトントン日記

不思議なトントン日記

感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

126
 
単車の運転が出来るようになると
会社に向い 家を出る時間は今までとは違い
少し遅くなりました。
家を出る時間は少し遅くなりましたが、
信じられない事がおこったのです。
普通は今までと違い電車で会社と家を行き来するのではなく
50ccでも単車ですから時間が短縮出来ます。
だから朝は家を出る時間が遅くなったのです。
信じられませんが、母は会社からの帰りも遅くなったのです。
どうして出勤時間が遅くなったのに
帰りは早くならないと思われた方もいられると
思うのですが、
それは今までとは違い単車だと営業の出来る
行動範囲が広がり仕事に夢中になる母は
夕方まで走り回るのです。
冬場は日が落ちるのが早いから
当然ですが帰りも早くなります。
でも時間を忘れ営業をする母に夏は僕達が
凄く困ります。
6時半には夕ご飯を食べていた生活だったのが、
母はお客さんと話し込むと夢中になり
時計を見ない時があるのです。
帰りが6時半を過ぎる日が度々あるのです。
これには父が怒り
家庭をおろそかにするなら仕事を辞めろと
言い出したのです。
母も反省したのか父に怒られてからは
帰りが6時半を過ぎる事はなくなりました。
でも母の向上心の火は消える事はありません。
1位になりたいのです!!!
帰りが遅くならずにどうすれば
今までと同じ件数を回れるかと考え出したのです。
同じ件数では1番は無理だから
今までより同じ件数以上を回れるかと
考えたのです。

 

   ↓         ↓

にほんブログ村 ブログブログ ブログ初心者へ