母の過去 154 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

154
 
女子会が楽しく母の大手保険会社に初出勤する日が
直ぐに来ました。
天下無敵の笑顔を武器に今までとは大違いの
会社に出勤です。
朝から念入りに化粧をすますと、
会社に出発です!
初出勤の日の挨拶をすませると、
その時に初めて母は気が付いたのです。
挨拶を支社長にすると
大きなビルで働くと思っていた母ですが、
それは大きな勘違いで営業所が母が
これから出勤する所なのです。
今までも保険会社で働いていたのに
どうしてこのような事に気が付かなかったのでしょう?
月極駐車場も契約をした所ですが、
解約して営業所の近くに借りなければいけません!
仕事は出来るのに、何かがぬけているのです。
そして保険をセールスしても良いテストに合格するまでは
支社に出勤してましたが、
以前も保険のセールスをしていました。
それに何より頭が良いからテストは楽々 合格です。
明日から働く営業所を聞くとA営業所だと言われ
近くに駐車場を借りる為に所在地を聞くと
支社とは歩いて3分の所と解り
このまま月極駐車場を借りていればいいんだと
胸をなでおろしたのです。
 
テストに合格はまったく気にせず、
頭の中は駐車場だけを考えパンパンだったのです。
よく破裂しなかったものです。

 

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