母の過去 171 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

171
 
ブティックでは服は進められづに
ソファーを進められ三人の女子会が始まったのですが、
気が付くと2時間近く過ぎ
居酒屋の仕込みもあるから そろそろ帰ろうとして初めて
服を見たのです。
女主人の好みの服を聞くとブティックの女主人は
次回は気に入るのを仕入れときますと言うだけで
その日は何も進めないで
店の前まで送り深く頭をさげたのです。
母も居酒屋の女主人に気を使い
気に入るのがなかったのか聞くと
居酒屋の女主人は今日はサイズがないから
電話がかかって来るのを待つと言ったのです。
ブティックの女主人も商売人です。
この日は相手も好みを聞き そして仕入れ電話すると
相手はわざわざ自分の為に仕入れて来たのだから
断りにくいと最初から考えていたのです。
好みのガラやブランドを聞くだけで
初日は充分だったのです。
 
ブティックに居酒屋の女主人と行き一週間もたった頃でしょうか、
営業所にブティックの女主人から電話があり
保険のお客を紹介してくれると言うのです。
高級服ばかりを売っている店の紹介ですから
もちろんお客さんはお金持ちです。
保険も大きな保険が期待できます。
このブティックの女主人とは中堅保険会社時代からの付き合い
ですが、
母は自分の服は少し買った事はありましたが、
誰かを連れて行ったのは居酒屋の女主人が初めてだったのです。
 
でもこんなに高い店で服を買っていたのは僕が16歳になるまで知りませんでした。
 

 

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