母の過去 298 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

298
 
 
M銀行員の三人の方の契約書を作り終えると
母は入院された方のお見舞いに行くか悩みに悩みます。
奥様は落ち着いたら主人に電話をさせますと言われましたが、
その時は退院の時だとお見舞いには行けません!
行くか電話を待つかと悩む母ですが、
いくら悩んでも答えがあるのなら良いのですが、
答えがないから困ります、
答えがないから悩み続けるのです。
とりあえずしなければいけない仕事をすませて考える事に
したのです。
M銀行に保険の契約書が出来た事を電話すると
今からでも時間があるなら来て下さいと言われ大急ぎで
向かうとM銀行の方が個室に案内して下さり
今日は保険の説明も出来ると思っていると
一人の方が来られ名刺交換をすると
支店長から話は聞いています。
何処に判子をつけばいいですかと
まだ何も説明をしていない母に言われたのです。
母がおたおたしていると
行員の方は申し訳ないのですが、
時間があまりありませんから早く契約をすませたいのですと
言われるのです。
とりあえず金額と入院特約の説明をしている時も
腕時計ばかり気にされています。
母は仕方がないと判子の場所をいうと直ぐに押されて、
ではあとはおまかせします。
次のものが来ますから、
少し待っていてくださいと言うのと
同時に出て行かれたのです。
このペースが後に来られた方も同じです。
30分で3人に方の契約を住ませると
保険に必要な病院の検査の事だけを言い
M銀行を出たのです。
何時もですがM銀行の方達が保険の契約をして下さる時は
母の瞬間移動と同じように早い!
これで後々トラブルにならないのかと少し不安になるのです。
M銀行の方達の保険契約が終わると
また入院された方の事が気になります。
今は癌だと告知もしますが、
昔は告知はしなかったのです。
もしかして胃潰瘍ではなくもっと悪い病気なら
どうしようと頭の中で悪い妄想が広がります。
明日にもう一度奥様に電話して様態を聞き
行くか行かないか判断しようと思ったのです。
 

 

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