母の過去 303 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

303
 
気になる社長のお見舞いに行き母は安心したのか、
気が抜けたのか?
翌日はどうも仕事に熱が入らないのです!
普通は気になる事が無くなると
元気になり仕事にも勉強にも熱が今まで以上に入ると思うのですが、
母はなぜかお見舞いのn二三日後の朝はボートしているからか、
父が病院で風邪でも貰ったのと違うか?   
熱でも測れと言うから
母は体温計を脇にハサミじっとして時計を見ています。
昔の体温計は熱がはかれればピッピッと音なんて
鳴りません!
今とは何もかも信じられないようなレトロなものばかりですが、
その時はそれがレトロではなく最新だったのです。
テレビのリモコンなんて未来永久にないと思っていました。
パチパチとチャンネルをまわすのですが、
それも直ぐに壊れてテレビの上には
ペンチが置いてあり それでチャンネルをまわすのが普通だったのです。
線がなく話せる電話なんて夢の夢です。
こんなに早く携帯電話が開発され
便利な世の中になるとは思ってもいませんでした。
20歳の頃にバイトでガソリンスタンドで
見る車にはお金持ちの人は電話が付いてましたが、
ほとんど話をされている所を見た事がありません!
1秒7円ぐらいだったと思います。
 
母が体温計を見ると微熱があるから今日は顔だけ
営業所に出して帰って来ると言うと
父はぞうせい!
絶対に帰って来いと!言ったのです。
母は営業所に行くと仕事があれば大丈夫とい自分に
言い聞かせて
帰る事はせずに仕事を目いっぱいするのではないかと
心配したのです。
平熱が低いから微熱でもそうとうに辛かったと思います。
僕も遺伝なのか平熱が低いから微熱でもしんどくて大変です。
 

 

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