母の過去 333 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

333
 
胃潰瘍で入院されていた社長にM銀行を
紹介して下さることが決まった母は 
ウキウキ気分で帰ってくると
その日の夕食は豪華です。
父には父の好きな物 僕には僕の好きな物
妹達も同じです。
皆の好きな物がバラバラですから
こんな事は一年に一回あるかないかです。
僕には焼肉 父は刺身 妹達は何だったか
忘れましたが、
父は一日に2合のお酒も
その日は少し多い目に飲ませてもらえます。
母は大好きなフルーツを沢山食べています。
でもフルーツを食べながら
これで保険の契約が決まったのも同じだと考えると
浪費家の血も騒ぎ出していたのです。
その証拠がこの豪華な夕食です。
家族は好きな物をたべれるから何も言いません!
それどころか浪費家の血が騒ぎだして
ウズウズしている事にも気が付いていないのです。
母自身も気づかずフルーツを食べていたのですが、
そのフルーツも日本ではあまり売ってないような
変わったフルーツです。
値段にすればけっこうな金額だったと思います。

 

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