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浪費家の血が静かに動き出そうとしている事に
気がつかない家族ですが、
母は動いてもおとなしくしていても
あまり関係がないのです。
浪費家の血が動き騒ぎ出しても
母は大好きな買い物が出来るから嬉しいだけですが、
家族はたまった者ではありません!
買い物を楽しむ母は浪費が終わるまでは
最高の気分でノリノリですが、
買い物が済み財布をやカードの明細書を見ると
ほんの少しは反省するのです。
反省と言えば聞こえは良いのですが、
後悔!嫌これも違います!
どう表現すればいいのか?
言葉がありません、
明細を見るのは0,1秒で
後は大事に明細をしまうのですが、
その明細書をもう一度しまった所から
だして見る事は120%ありません。
沢山の買い物袋を抱えて帰って来て
父に文句を言われると父の前では
反省したふりをしますが、
父の姿が見えなくなるり
僕達の前では何時もの決まり言葉言います。
まぁええやん!たまにはです。
このたまにはと言う言葉は年に一、二回だと思うのですが、
母のたまにはは二か月に一度ですから、
反省の文字も歪んで見えるのです。
たまには文字はピョンピョンと嬉しそうに
跳ねて見えるのです。
まだ胃潰瘍で入院されていた社長にM銀行の紹介を
していただける事は決まりましたが、
その方がどのような保険に加入して下さるのか
解りません!
それに母の考えは今までM銀行を紹介していただくと
2,3人は加入していただいてますから
今回も同じように事が進むと思っているのです。
まだ何も決まっていないのです。
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