母の過去 340 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

340
 
工務店の社長に言われ何処かに自営業や会社経営をされている
お客様を一度に10人程度集められれば
誰かと誰かを結び付ける作戦が数段のパワーアップをすると
考えて母は二件目のお客様の所には行かずに
営業所に一度戻って来たのです。
椅子に座り誰かと誰かを結び付ける作戦のパワーアップを
考えていると
事務員さんから胃潰瘍で入院されていた社長から電話が
かかって来た事を聞き、
母の脳細胞から誰かを結び付ける作戦が一瞬で消え
目の前の電話機を目にも止まらぬ速さで
電話をかけ始めたのです。
この速さで電話をかけて突き指をしないのが
不思議な早さです。
電話の相手はもちろん胃潰瘍で入院されていた社長にです。
電話に出られた社長はM銀行の支店長が
急な話だけど明日の昼前後なら時間があると
言ってるけどどうすると言って下さったのです。
母にとっては神様、天使の言葉です。
もう昼でも、朝でも、夜でも夜中でも
母に異存はありません。
もちろん母の口から出た言葉は
いつでも何時でも何処でも大丈夫です。
そして二件目に行く予定だった人のプレゼントを
支店長に持って行こうと思ったのですが、
今までのM銀行に支店長には
カッターシャツの仕立券です。
1人だけ違う物を持って行ったのでは
母の印象が後々悪くなる事もあります。
急いで明日の為にカッターシャツの仕立券を買いに向かうのです。

 

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