母の過去 465 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

465
 
保険の契約書を作りに営業所に戻ろうとした時に
社長がおかしな事をいわれるのです。
よろしくお伝えくださいと言われ
母はM銀行の支店長にだと思ったのですが、
車を運転していると,
どうも違うと感じるのです。
銀行も得意先なら低姿勢になります。
お金を借りて返さない人には反対ですが、
三輪素麺の会社の社長には低姿勢のはずです!
よろしくお伝えくださいとは誰にだろうと
思いながら運転をするのです。
三輪素麺の会社に戻った時に
誰によろしくお伝えるか聞こうかと思いましたが、
聞くのは失礼かととも思うのです。
でも質素で頭の低い社長ですから
M銀行の支店長だろうと思い、
営業所に戻った母は大急ぎで契約書を作り
支部長に自分の今の成績はだいたいで良いから
何位ぐらいか調べて下さいと
言い残すと、
とんぼ返りで三輪素麺の会社に安全運転で向かうのです。
気持ちは100キロのスピードですが、
実際は60キロです。
事故をおこしては何もならないのは
母が一番よく知っています。
三輪素麺の会社の社長の保険は思いもかけない
年払いの大きな保険ですから、
自分の奈良県全体のセールスレディーの成績が
気になり仕方がないのですが、
PCがない時代に直ぐに成績が解る方法は
ありません!
奈良支社に聞いてもらう方法が、
その頃では一番の近道なのです。
母は自分で聞くのは気が引けるから
支部長に聞いてもらう事にしたのです。
支部長も成績の良い母に言われれば
聞く以外はないのです。
気分は最高ですが、
よろしくお伝えくださいは誰にだろうと
かんがえるのですが、
共通の知り合いはM銀行の支店長だけなのですが、
どうも違う気がしてならないのです。
違う気はしますが三輪素麺の会社を紹介して下さったのも
M銀行の支店長です。

 

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