母の過去 486 | 不思議なトントン日記

不思議なトントン日記

感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

486
 
見ず知らずの男の人を容姿で判断して
急いで居酒屋に戻った母は
ヤクザに見える男の人が女主人の知り合いで
トラブルなんてどこにもない事をしり
これで誕生日プレゼントを渡す事が出来ると
思ったのですが、
肝心な誕生日プレゼントはまだ車のトランクの中に
置き去りにされ拗ねています。
母は安心したのど同時に保険を進めようと
思ったら男の人が直ぐにお帰りになられて
ガックリです。
この時点で誕生日プレゼントの事は解っていますが、
高級セーターはまだ車のトランクだと気が付いていません!
何と言っても一度は高級セーターを車に
とりにもだったのですから、
居酒屋の女主人にゆっくりして行ってと言われて
はっと気が付いたのです。
そう母が居酒屋に来たのは誕生日プレゼントを
渡すためで、
その肝心のプレゼントが車のトランクの中で
拗ねている事にやっと気が付いたのです。
女主人に待っといてと言うと同時に
車に猛ダッシュです。
トランクを開けると高級セーターは母は睨みますが、
その事に気が付かづに素早く
トランクから取り出し
居酒屋に今度は早足で向かいます。
居酒屋に入ると女主人はセーターを見ているのです。
それも高級そうなセーターをウットリと見ているのです。
母はもう自分が渡したのかと手に持っている
物がセーターかを確認すると
しっかりと高級セーターは母がまだ持っています。
何度も何度も自分の持っている高級セーターと
居酒屋の女主人を見てしまうほど
よく似たセーターを確認するのです。
それに気が付いた女主人は 二階に行こう言うと
店を出てトントンと階段を登っていくのです。
母は女主人の後をトボトボとついて行くのです。

 

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