母の過去 487 | 不思議なトントン日記

不思議なトントン日記

感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

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女主人の後をトボトボついて二階に行った母は
これであわてずに誕生日プレゼントを渡す事が
出来ると安心したのです。
まさか誕生日プレゼントを渡すだけなのに
怖そうな男が来て女主人に何かしてると
自分勝手に思い込んだ妄想をするとは
夢にも思いませんでした。
二階の部屋に入り誕生日プレゼントを渡す前に
聞かなければいけない事があります。
怖そうな男の人は誰なのか?です。
それを聞かないでプレゼントを渡す訳には行きません!
好奇心が邪魔をして前に進めないのです。
好奇心と書けば当たり障りもありませんが、
ようは知りたいだけなのです。
ヤクザのような男との関係を、
女主人はてれながらもういいやんと言うと
口からハートマークが言葉と一緒に飛び出すのを
見て母も彼氏だと直ぐに解ったのです。
でも彼氏はヤクザなのか?
これを聞かない訳には行きません!
母は彼氏はヤクザ?と聞くのは失礼と思い
何の仕事をしてる人か聞いたのです。
女主人はこれもまた口からハートマークが言葉より
先に飛び出し もーと女子高生のように言うのです。
女主人の年齢は40歳前後なのに
いくつになっても恋は盲目なのです。
母はもそれ以上は聞くのはいくら長い付き合いの
人でもいけないと思い誕生日プレゼントを渡そうとすると
女主人の方から彼氏の話を始めたのです。
話したくて話したくて女子高生のように
顔を赤くしてもじもじしながら話し始めたのです。

 

 

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