母の過去 520 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

520
 
母とYさんの意見が一致して
あとは旅行代理の近畿ツーリストからの電話が
かかって来るのを待つだけですが、
母は旅行の日にちも決めないです。
キャンセルの日に合わせて行くのですから、
仕事はどうしていたのでしょう?
家の事は母の旅行で被害を受けるのは
上の妹です。
家事全般をしなくてはいけないからです。
でも仕事はどうしていたのでしょう?
旅行が決まれば旅行期間に会う予定の人達には
頭を下げに回っていたとしか思えません!
それでも母は海外旅行に行きたいのです。
そして頭を下げて回った方達には
少し豪華なお土産で許してもらったいたのでしょう。
でも豪華なお土産を買うのなら
キャンセルで安く行く意味もない様に思うのですが、
母とYさんは行き先を決めないで
近畿ツーリストから電話がかかって来る事を
楽しんでいたのかも知れません、
それは宝くじを買う方達と同じような感覚だったのでしょう。
でも旅行代理店からの電話がかかって来ても
Yさんと相談してあまり乗り気ではない国だと
断る事もよくあったのです。
絶対に断らなかった国はシンガポールです。
今でもシンガポールは良かったと
口癖のように旅行の話になると言うのですから、
よほど母と相性があった国だったのでしょう
姪とも仕事を引退してからも行っていましたから
僕はこの話を聞き仕事を引退しても
旅行好きは健在だとは1番に思いません!
僕が1番に思ったのは仕事を引退しても
浪費家の血は母の体中を駆け回り
どんな抵抗があろうとお金を使わす事に
全力で努力をしていると思ったのです。
さすがに引退してからはお土産は無くなりました。
浪費家の血も年をとった母に破滅えの道を走らせるのは
考えたのでしょう。
 

 

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