母の過去 546 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

546
 
少し時間に遅れてお客様の所に到着した母は
忘れない間にノートに書きたいのですが、
そんな失礼な事は出きません!
それでなくとも約束の時間に遅れているのです。
急いで車を降りて事務所に行くと
何か忘れていると思い1秒考えると
お茶菓子とプレゼントを忘れている事に気が付き
今度は急いで車に取りに戻るのです。
事務の方達は多分母の意味不明な行動に
頭の上にクレッションマークが浮かんでいたと思います。
挨拶を済ませてソファーに座ろうとすると
お客様が あかん!と言われて母は飛び上がり
何が?と聞くとソファが少し破れていて修理に出すまでは
飾りやと言われたのです。
それを聞き母は心の中で儲かっているのだから
買い替えればいいのに思うと同時に
心で思うのだけではなく
口でも言うのです。
この差が浪費家の血が流れている人間と
そうでない人の差なのでしょう。
母なら少し破れたら人が見る所のものなら
直ぐに買い替えたと思います。
でもそれが人が見ない所のものなら
修理もしないでそのままにしたかも知れません?
そして1件目のお客様のようにノートを鞄から
取り出し自分で考えても答えが見つからないから
何か良いアイデアはないかと聞くのです。
お客様の答えは1件目の方と同じです。
言われてすぐに良い考えが出て来るなら
母が直ぐに良い考えが思いつくと言われたのです。
母は今回もそれもそうだと同じ事を思うのです。
そして長々と世間話をして
車で運転して帰ろうとしているのですが、
何か忘れていると思うのですが、
それが何か解らないのです。
変な気分で運転していると選挙カーとすれ違い
ノートに書かなければいけない事をおいだしたのですが、
夕方の道で道路に車を止めるのは邪魔になると思い
家に帰り書く事にしたのです。
 

 

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