母の過去 547 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

547
 
お客様に何かアドバイスをもらえないかと思い
2件訪問させていただいたのですが、
答えは2件とも同じで自分の考えの甘さが
黒糖よりはるかに甘いと反省して
家に帰り夕ご飯の支度をしているのですが、
何かを忘れている事に気が付きますが、
それがなんだったのか?
又 忘れているのです。
2件目のお客様の所に行く途中に見た
選挙の事だと思いだしたのは
翌日に営業所で朝礼が終わり
母はノートとにらめっこをしていますが、
セールスレディー達が選挙で家でテレビを見てても
五月蠅くて参ると言うのを
象のように大きくなった耳で聞き
なんとか思いだしたのです。
絶好のタイミングで思いだし
電光石火の速さでノートに書いたのです。
ノートに書くと考えが少し進んだ気になる母ですが、
ノートの文字は増えたのは確かです。
それが考えている答えなら良いのですが、
ささいなヒントですから先はまだまだ
万里の長城のように長いのです。
先が長いからと ここで諦める性格ではありません!
ノートを閉じると次は誰に聞こうかと
考え始めたのですが、
もう母は自分で考える事を諦めているのです。
それなら朝からノートとにらめっこをする意味がありません!
お客様のデーターを書いてある手帳を見る方が
1000倍良いと思うのです。
お客様の所に聞きに行っても皆さん同じ答えが
帰って来そうな気がして自分で商売をされている人ではなく
勤めておられる方に聞きに行こうと思ったのですが、
勤めておられる人達は昼間に母に
会う時間を作ってもらう訳には行きません!
まさか夜に母にアドバイスをもらう為にお邪魔するわけにも
行かず、
この日は営業に力を入れることにしたのです。

 

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