母の過去 627 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

627
 
 
ゴルフ教室が終わりに近づくと、そろそろコースに出る日が
迫って来ます。
母は自信満々ですが、
それは母の感覚で 人から見ればまだまだ 
よちよち歩きの初心者です。
初心者と書けば当たり障りがありませんが、
ようは下手糞なのです。
ただ信じられない事にボールに当たれば
曲がらずに真っ直ぐ飛ぶから
母は自分でソコソコ上手いと思っているのです。
ゴルフ教室が終わりに近づくと 生徒の予定を聞きにレッスンプロが
来ます。
予定を聞いてもコースに出る日はだいたい決まっているのですが、
これもサービスしていますと言う事を
言いたいのです。
母はスケジュール帳を見ていついつなら大丈夫と
答えますが、
コースに出る日に予定が入っていても
よほど大事な事ではない限り
初めてのラウンドを選んでいたでしょう。
日にちが決定すると教室での練習にも熱が入ります!
母は何時もナイスショットをイメージしていますが、
まだイメージ通りにボールが飛んだ事はありません!
それはテレビのゴルフ番組のプロが打ったボールを
イメージしているのですから
母の実力とは天と地の差があります!
天は突き抜け宇宙まで
地は突き抜けて裏のブラジルまで行き
天と地ではなく 宇宙とブラジルの差があるのです!
でも母のイメージはプロのボールですから
これは仕方がありません!
イメージを少し下げろと誰かに言われても
母はどうせイメージするなら
上手な人のスイングとボールをイメージした方が
張り合いがあると言い返すのに
決まっています。
流石に車の運転はF1をイメージしないで
安全運転を何時もしていますが、
仕事も服装もイメージするのは 最高に近い事なのです。
イメージするのは母の自由ですが、
服を買うのにイメージ通りの高級服を買うのは
辞めて欲しいのです。
これは引退してブランド物の高級服を着る機会がなくなるまで
続いていました。
今は動きやすいのが良いとは言いますが、
でもそこそこの値段のを選ぶのはまだまだ浪費家の血が
健在だと言う事なのでしょう。

 

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