母の過去 629 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

629
 
コースに出る1回前の教室の日の朝は
家の小さな庭で素振りをしてから
営業所に出勤した母ですが、
朝礼中も気になるのは
午後の教室での練習です!
普通はコースに出て上手く打てるのか?
同じ組の人に迷惑をかけないかと
色々と心配をすると思うのですが、
母の心配は少し違います。
練習が終わればその後のゴルフコースに出る事を
まだ教室の練習が終わりもしないのに考えて
いるのです。
それも自分はゴルフ教室が1回なのに
2回、3回と来ている人達より
良いスコア―でまわれば せっかく仲良くなった人達と
気まずくならないかと心配をするのです。
人とは少し違う心配をして
まだまだ遠い先の事を考えているのです。
それにそんな事で気まづくなるなら
母にあれこれとゴルフコースの事を教えてくれないと
思うのですが、
レッスンプロを目当てに来ている人に嫌味を
言われたから
些細な事も教室の人達には
気にするようになったのです。
でもそんな心配より教室とコースはまったく違うと
言う事を仲良くなった人達が
教えてくれているのに
母はそんな言葉は耳に入りません!
同じクラブで同じボールを打つのだから
教室もコースもそんなに違いはないと 
これも自分勝手に考えています。
そして教室の練習が終わった時に
レッスンプロに母は聞くのです
自分がどのくらいのスコア―でまわれそうかと
とんでもない事を平気で聞き
困っているレッスンプロに100は切れそうかと
又とんでもない事を言うから
もうレッスンプロは答えようがないから
当たり障りのないように その日の調子だと言い
自分も成績には日により凄い差があると
言い誤魔化したのです。
母は聞き返すのかと思うと それもそうだと
変に納得してレッスンプロを解放してあげたのです。
後はコースに出る前にしなければいけない事は
練習後にノートにその日に教えてもらった事を
書く事と、同じ教室の人達とのお茶のみ話です。

 

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