母の過去 665 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

665
 
昨日のゴルフデビューの話す相手が決まり
話す時間を多くするために
営業に力を入れますが、
手短に話しているようでは保険の加入はしていただけません!
そんな事は100も200も解っている母ですから
今までお付き合いして下さっている方の所だけを
顔見せ程度に行く事にしたのです。
行けば話好きな母はどうしてもゴルフの話をしてしまうのですが、
これならわざわざ胃潰瘍で入院されていた社長の所に
話に行かなくても営業所の近くのお客様の所で
充分だと思うのですが、
母はゴルフデビューはボロボロの成績だと思われていた
胃潰瘍で入院されていた社長にスコアーを見せて
ゴルフデビューで奇跡のパープレイの話をしたいのです。
18ホールもあれば初心者でも
ほとんどの人は何か
凄いプレイの1つや2つはあるのですが、
それはドライバーがフェアウエーのど真ん中にボールが落ちたとか
3メートルのパットがカップに吸い込まれたとか
ミドルホールで2打でグリーンオンしたとかです。
特に女の人でゴルフデビューでパープレイは
ショートホールでもないと思うのです。
もちろん胃潰瘍で入院されていた社長も
そんな奇跡のような事はないと思われていたと
思います。
だから母は胃潰瘍で入院されていた社長に
話す価値があると考えていたのです。
母がどのくらいでまわれそうか聞いた時に胃潰瘍で入院されていた社長は
140から160と言われましたが
140と言われても心では160と思われていたと
母は解ったいたのです。
140は母が落ち込まないための数字だと、
その落ち込まない数字より1つだけ良い数字で
ホールアウトしたのですから
これは誰が何と言おうと天地がひっくり返り
車が走れなくなれば歩いてでも
話に行かなければ何時までも頭の中は
ゴルフの話を聞かせたいと言う言葉で1杯のままです。
それと奇跡のパープレイのスコア―を見せた時の
驚かれたお顔を見たいのです。
もちろん驚かれた時の母の両手は腰にあり
力道山の写真のようなポーズになっているでしょう。

 

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