母の過去 666 | 不思議なトントン日記

不思議なトントン日記

感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

666
 
ゴルフデビューの話を胃潰瘍で入院されていた社長にしたくて
一刻も早く行きたい母ですが、
仕事も大事ですから 営業所の近くの人の所に顔を見せに行き
椅子に腰をおろすと話好きな母は
仕事の話はそこそこで ゴルフデビューの話を始めるのです。
このお客様の所が終われば胃潰瘍で入院されていた社長の近くの
お客様の所にいく予定をしていたのですが、
話し始めるとマシンガンか機関銃のように話がとまりません!
お客様は嫌な顔もしないで
母の話に付き合ってくださるのですが、
奇跡のパーの話をすると
疑いの目で母を見られるのです。
もちろん冗談でされているのですが、
母は本当です!一緒にプレイをした人に聞いて下さいと
何度も必死に言うのです。
お客様は必死になるところがマスマス怪しいと
これも冗談で言われるのですが、
母もマスマス信用されていないと思い
電話をかけますから聞いて下さいと向きになるのです。
解った解ったと笑いながら言われて 
母は初めて冗談と理解が出来たのです。
母の腕を知らないお客様でも
信用されないのだから 胃潰瘍で入院されていた社長は
練習も一緒に行き 母の腕を知っておられるから
これはまともに話すと嘘つきにされないかと
心配しながら胃潰瘍で入院されていた社長の近くのお客様の所に行ったのです。
二件目のお客様はゴルフをされないのですが、
母は話したくて仕方がないから
簡単にゴルフの楽しさを話し始めたのです。
お客様も運動不足だからゴルフでも始めようかと
母に話をあわせていただいたのですが、
母はしましょう 一緒に行きましょうと
本気でゴルフをはじめられると思い
話を進め始めるのです。
話をもっともっと進めたいのですが、
時計をチラリと見ると11時を半になろうとしているのを見て
胃潰瘍で入院されていた社長の所に
大急ぎの安全運転で向かったのです。
運転中はどの様に話せば信用してもらえるのかと
そればかりを考えていたのです。
 
これで奈良県全体のセールスレディー約800人の
5位以内ですからそれさえ信じてもらえない気もします。

 

   ↓         ↓

にほんブログ村 ブログブログ ブログ初心者へ