母の過去 671 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

671
 
 
胃潰瘍で入院されていた社長にコンペをすればと
言われた母はコンペが何か解らないのに
それにしようと決めたのですが、
念のためにコンペが何か社長に聞いたのです。
念のために聞かなくても 何も知らないでは
聞く以外にコンペを知る方法がありません!
長いお付き合いの社長は母の顔を見て
コンペをする気だなと気が付いたのですが、
母のコンペってなんですかという言葉を聞き
口をポカーンとあけられてから
社長も一呼吸置きお笑いになられたのです。
笑い終わった後にコンペの説明をして下さったのです。
コンペとは母の知り合いのゴルフをする人に
お集まりいただき4人1組で数組を作り
同じ日にまわっていただき順位により
景品を用意してゴルフをすることだと
簡単に説明していただいたのです。
コンペの名目はなんでもかまわない!
景品も参加費でおぎなえるから出費はほとんどない、
コンペ後の夜ご飯とお酒ぐらいは少し失費がある程度と聞き
母はこれは最高だと思ったのです。
これで新しい作戦が完成したと思ったのですが、
当時は景気が良くてゴルフは会員券を持っているか?
会員券をお持ちの方の推薦がなければ
ゴルフ場でプレイが出来ないのです。
だから河川敷の誰でもプレイが出来るゴルフ場でも
人だらけでした。
風呂もないのですが、ハーフだけでもまわれて
5千円前後で安いのです。
母も会員券がなければゴルフ場でコンペが出来ない事は
社長に聞かなくても解っているのです。
だからと言って河川敷でコンペをしたのでは
参加して下さった方に申し訳ありません!
それに二度と参加していただけなくなると思いますから
どうにか会員券を購入できないか考えるのですが、
金額を以前に調べてますから安い所のを購入しようかと
又 浪費家の血が騒ぎい始めたのです。

 

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