母の過去 674 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

674
 
 
ご飯の用意を済ませるとご飯が炊きあがるまで
母は急いで又データー帳を見始めて
あっ!と大きな声をだしたのです。
僕はテレビを見ながらどうしたのかとも思わないで
勉強ではしたことがないのですが、
これ以上は集中出来ないぐらい
テレビをまばたきもしないで見ていると
聞いて聞いてと寝転んでいる僕を叩き 
母は居酒屋の女主人がゴルフをすると
書かれている所を僕の目の前に見せるのです。
僕はそんな文字より再放送の明日のジョーが100倍以上は
大事なのです。
母も解っているくせに嬉しさのあまり
どうしてもこの感激を皆に分け与えたいと思うのですが、
それは母だけの想いで
僕にとっては大きすぎて文字には書けないぐらいの
迷惑な行為なのです。
居酒屋の女主人がゴルフをしようが、
スナックのママがゴルフをしようが、
僕にとっては関係がないのです。
母の作戦が成功して成績がよくなり
沢山の給料をもらい僕に今まで以上の小遣いを
くれると言うのなら話も別ですが、
成績が良くなり給料が増えようが
自分の浪費に使う事は目の前1ミリの所を
見なくても家族全員が解っている事です。
誰も母がコツコツと貯金をするとは思っていません。
小さな定期預金をいくつもしているのは
仕事のお付き合いでしているだけで
もしM銀行とお付き合いがなければ
貯金をしていたのか?解りません!
もし聞けば母はするに決まっていると言いますが、
家族全員がほとんどしないと思っています。
仕事を辞めて残るのは年金ぐらいでしょう。
あっ退職金も残るか?
でも母は何かがあれば、
そうなればそうなった時に考えようと思う
性格なのです。
だから貯金もほとんどしない浪費家なのです。
前向きとも凄く捻じ曲げて言えない事もないですが、
浪費家と言う言葉がこれ以上に会う人を僕は
沢山知っています。
母もそのうちの一人ですが、
生駒の高級ブティックでスカート一着を30数万円で
購入された人がおられたのですが、
その人も浪費家ですが、
母の知り合いでした。
類は類を呼ぶとは本当の事だと思いながら購入されるのを
じっくり見ていました。
バブルがはじけてその人はどうなったのか気になるところですが、
何度かお見かけしましたが、
今の生活を聞く訳にも行きませんから
服装で察した所 それほど影響はないように感じました。
 
話が横道にそれたので軌道修正して
母の話に戻します。
 
居酒屋の女主人がゴルフをするなら
これ以上聞きやすい相手はいません
母は明日にでも電話をして会いに行く事にしたのです。

 

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