母の過去 708 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

708
 
レストランでお茶をしていると
ゴルフ場の人が来られて そろそろ一組目でまわられた人達が
あがって来られますと言われて
母と女主人はおしぼりの場所を聞き
出迎えに行くのです。
ワイワイと話しながら前半のハーフを終わられた
人達がホールアウトしてこられます。
母はお疲れ様でしたとおしぼりを渡して
首や耳の後ろまで念入りに拭かれたおしぼりを
受け取り プラスチックの箱に入れるのです。
女主人はその人達をレストランに案内して
直ぐに戻って来て また前半のハーフを
ホールアウトされた方に
母と女主人は同じ事の繰り返しをするのです。
5組全員がレストランで座られると
簡単に女主人が挨拶をして
昼ご飯ですが、すでにビールを飲んでおられる人も
あちらこちらにおられます。
コンペの参加者でない人達もハーフが終わると
昼間から飲んでおられるのです。
母はそれを見て父にももう少し飲ませてやろうと思ったのですから、
女主人のコンペで一番に良い思いをしたのは
父かも知れません?
昼食を済まされても直ぐにプレイとは行きません!
この頃のゴルフ場は日本経済も右肩上がりだったので
人だらけです。
ゴルフ場を作り会員券を高値で売れば
それだけで大きな利益が出るのです。
会員券も抽選になることもありましたから
今からは考えられない話です。
 
少し休憩していただくとプレイの時間です。
一組目の人達が母と女主人に見送られて
ティーグランドに行かれます。
これも午前中と同じで5組目の人達が
ティーグランドに行かれると
後はする事がありません!
母も自分でする事を探そうと思っていたのですが、
レストランでは話し相手ぐらいです。
それ以外は何もないから ここでも仕事をしょうと思い
名刺をコンペの参加者に配ったのです。
名刺を配りながら あらためて思ったのですが、
コンペで重要な事は本番よりも準備だと言う事です。
それも一番大事なのは組み合わせだと思い
もう一度データー帳とにらめっこをしようと思ったのです。
 
 
 

 

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