毎年のことながら、この時期になると、酒の飲み方指南記事が目に付く。
酒を飲むな!ではなくて、二日酔いにならない飲み方だの、何を食べながらがいいだの、なんだのと、毒物アルコールを飲むことを推奨する、提灯記事である。
この手の記事は、断酒erから見ると、アホくさの極地。酒飲まなきゃ二日酔いなんて、絶対にないもんね!
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年12月10日
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この手の、飲酒推奨記事に気付く度に、大いなる違和感が私の胸に渦巻く。バカバカしくて、アホ臭くて、何とも遣る瀬無い。
酒なんぞ、飲まなければ、二日酔いになどなりゃせん!
なぜに、酒を飲まないことでなく、飲むことを当たり前に勧めるのだろうか?
飲むより飲まない方が、断然身体にも良いし、酔ってやらかす危険も無くなる。
酒と縁を切った私は、酒に絡む有害な諸々の事象から守られている。酒を買うこともないし、飲むこともないので、カネもかからないし、飲んで酔っ払って浪費する時間もゼロだ。
断酒初年度の師走は、私にとって鬼門であって、ある程度落ち着いていたとは言え、季節柄、胸がざわついたものだった。が、今、あれから5年後の師走は、酒なんぞと縁を切って本当に良かったと思っている。
断酒のやり方とか、テクニックのその前に、前提として大事な、ひとつの考え方。これを固めておかないと、断酒があやふやで曖昧なものになってしまう。
それは、酒ときっぱり縁を切り、断酒と縁を結ぶこと。縁切りと縁結びだ。
縁切りとは、親子・夫婦・師弟・交友などの関係を絶つこと。絶縁。
縁結びとは、男女の縁を結ぶこと。縁組み。
自分の心の中で、きっぱりと酒と縁を切ることが出来ているだろうか?
新たに断酒と自分との縁結びが出来ているだろうか?
きっぱりと縁を切っても、酒の方からすり寄って来ることがあるかもしれない。そのようなときは、断酒との仲を見せつけて、追い返してやればよい。
少しでも酒に対する浮気心が生じると、それはすぐに悟られ、酒が近づいて来て、我が身体に侵入を試みる。
酒とは、切るなら、ズバッっと縁を切らないとダメだ。中途半端な縁切りでは、ダメだ。ほとほと愛想尽かしをした相手なのだから、容赦してはいけない。
断酒との縁結びを強固にして、酒を遠ざけよう。
その心構えの上に、自分なりの断酒の工夫をすれば、きっとうまく行く。
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