ハイパフォーマンスな金融商品
こんにちは
岩手県任期付職員の小室寿明です
来ましたねんきん定期便。
あの消えた年金5,000万件の反省から生まれたのが、このねんきん定期便です。
通常は、年1回誕生月にハガキで来ます。
が、35歳、45歳、59歳の節目には、封書でより詳細な年金記録が送られて来るのです。
※誕生月の翌月、10月3日に来た私のねんきん定期便。ねんきんネットに登録し「年1回の通常のねんきん定期便は送付不要」の手続きをしているため、「節目に来る“特別な”ねんきん定期便はもう来ないのか…」と諦めかけていたところでした。
定期便に記載されているのは、❶これまでの納付履歴、❷納付した掛金、❸もらえる年金額(何歳からいくらもらえるのか)。
私の場合、18歳で自衛隊学生となり国家公務員共済年金に加入。
11カ月で中退後、20歳からの2カ月が国民年金、1カ月の厚生年金を経て9年10カ月地方公務員共済年金に加入。
その後、国民年金➡︎厚生年金間の脱退・加入を繰り返し、現在は地方公務員共済年金です。
20歳以降、間断なく各種の年金に加入して掛金を支払い、掛金総額は5,472,463円となっています。
そして、64歳からは特別支給の老齢厚生年金を378,299円、65歳からは基礎年金も加わった1,154,721円を受給できると記載されています。
ただ、この年金履歴には、20歳代の島根県職員時代の10年分の共済年金記録が抜け落ちているため、相当に少ない年金額
それでも、掛金総額5,472,463円÷年支給額1,154,721円=4.74倍で、約5年で元がとれる計算となっています。
基礎年金には掛金と同額の税金が投入される仕組みで、厚生年金にも使用者側の1/2掛金負担があるため。
「年金はあてにできない!」という不信感が広がっていますが、ざっくり言うと、公的年金の支給額は支払った掛金の倍
かつ、生きている限り支払われる有難い仕組み。
この年金だけで暮らせるかどうかは別として、他に例のないハイパフォーマンスな金融商品であることは間違いありません!