韓国でコロナ19の検査をしてきました。韓国での検査方法や手順など経験談をまとめる【韓国生活】




皆さん、ブログの方ではお久しぶりです!こりあゆです!

みなさん元気にお変わりなくお過ごしでしょうか…!

最近では日本でもマスクが買えるようになってきたと聞いています、暑くなるので皆さん熱中症には気を付けて、コロナにも気を付けて下さいね…

私はというとYouTubeの方に動画投稿をしているのとInstagramやTwitterもちょくちょく更新しているので皆さんご存知かとは思いますが、普通にいつも通り元気にやっていました!

元気にいつも通り、だったんです、が。

 

まさかまさか自分がコロナの検査を受ける事になるなんて思ってもみませんでした。

 

今回、本当にいきなり体調をがくっと崩して韓国でコロナの検査をしてきたのですが、実際に韓国で検査を受けてみて全然日本とはシステムが違うだろうな…と思ったのと、

もしかしたら韓国に住んでいる日本人の方で今後検査を受ける方がいるかもしれないので、少しでも参考になればと経験談をブログを書く事にしました。


本当に突然の体調不良

まず検査を受けた当日の事について書きます。

ちょっと長くなりますが皆さんお付き合いください、本当に地獄の1日だったんです…w

前日までは本当に超健康で、なんなら普段不眠で眠れない事が多いのにまだ今週はマシで普段よりはコンディションが良いと感じていました。

退社した仲良かった同僚と再会してご飯を食べて、次の日も会社だからと22時には帰宅して本当にいつも通り。

そして次の日起きて、言われてみれば朝薬を塗る時に(毎朝アトピーの薬を全身に塗るので)肌が熱くて身体が少し痛い感じがしたのですが、またあんまり眠れなかったのかな~と気にしてませんでした。

そして地下鉄に乗ったわけなんですが……

 

なんだか落ち着かず、じっと立っていられなくなってきたではないの。

 

 

あれれ……

 

 

 

すんげえ気持ち悪くなってきたぞ…

 

 

 

や、やばい…なんかこれ絶対やばい…早くドア開いてくれ!と必死で1駅分耐え、ドアが開いた瞬間急いでホームに降りて椅子も何もないところにしゃがみ込む。

吐き気と腹痛で、冷や汗だらっだら。

本当にこれはやばいぞ早くまずトイレに行かないと…と必死でトイレのマークを探して歩くのだけど、

 

 

こんな時に限ってエスカレーターが工事してて自力で上るはめに。

 

 

 

 

てか本当に関係ないけど韓国のエスカレーター工事しすぎじゃないの(わかる人にはわかる)

 

 

 

 

真っ青なのにエスカレーター登れたのはまじで気力。(元気な時もエスカレーター立つだけの人)

そしてトイレに駆け込んで、吐けないけども嗚咽を繰り返し、お腹の方はというと本当に汚い話で申し訳ないんですが下す下す。←

もうね、手は震えるし冷や汗で髪の毛びしょびしょだしどうしようかと思ってたんですが、そうこうしてるうちに出勤時間に近づいてしまって、

このままでは出勤出来るはずもなくそれどころじゃないのでチーム長に電話。

状況を説明してる時も、座っていられず倒れこんだ状態だったので、

「あと30分くらい様子見て無理そうだったら救急車呼んでもらえませんか…」

と電話で頼んだほどでした。

その日はお休みにしてもらい、電話をいったん切ったのですが、

いやでも冷静に救急車はないな…でもどうにかならないか、まず誰かに見つけてもらわないと…(トイレに全然人いなかった)と思って見渡すと、

たまたま駆け込んだトイレの個室が一番大きい個室だったので、

「具合悪くなったら押してね」というボタンがあったんですよ!

(そうそうこういうボタンね、日本でも押した事ないけども)

初めて押しました、あのボタン。

そして優しいお姉さんが「ボタン押した人どこ入ってますか~!」とトイレまで探しにきてくれたのでした。

汗だくの私を支えながら駅の休憩室まで連れて行ってくれたんですが、「持病か何かですか?生理ですか?どうしたんですか?」と聞かれても本当にわからなくていいえとしか言えず。

で、お姉さんにあなたすごく熱いですよ!と言われて熱がある事を知ったという。

しばらく休むと吐き気も腹痛も収まって熱だけになったので(救急車呼ばなくて良かった…)、帰宅して熱を測ってみると38度くらいでした。

 

そして熱があった事を会社に伝えると、

「熱があるなら念のためコロナ検査受けた方がいいかもね…!出来れば今日受けてくるのはどうだろうか?」

と言われたので、少し休んでからコロナの検査を受けてくることにしたのです。

 

症状がある場合の検査は?

(こんな丁度良いイラストがあるなんて流石はいらすと屋)

私は38度くらいの熱と、午後にはぜんそくの初期症状(深呼吸がしにくい)、そして朝の吐き気に下痢、という症状があったわけなんですが。

韓国語でぐぐって調べてみるとコロナにかかった人の6割以上が下痢の症状、熱があるという事で…これにプラスぜんそくっぽいとなるともう…ああ終わったな自分と思い始めておりました。

実際こういうのって思い込みも入ってくると思うんですが、朝の謎の症状に加えて久々のぜんそくとなると(実際風邪引いたりすると出る事もありますが)、

いやーこれは不安になりますて!

朝の件が落ち着いて、ペダルでおかゆを頼んでドアの前に置いておいてもらって(もう80%感染したと思っている自分w)、少し食べて寝ると熱は相変わらずでしたが朝の吐き気と腹痛が嘘みたいになくなりました。

私もコロナ検査の手順的なものを知らなかったのですが、会社に保健所に行って検査を受けて下さい~と言われたので(行く前に1339に電話した方が良かったかも?)

よし今なら自力で保健所に行ける気がする!という事で、向かいました。

 

午後は吐き気腹痛なく、熱に息がしにくいだけだったので大分マシで、

このあたりからは「くそぅ…何故こんな事に!週末誰にも会ってないのにいつ感染したんだ!もしこれがコロナでも違ったとしてもいつか治ったらブログででも検査の手順書いてやるぅうう」という気持ちでいたので、

 

写真に残す余裕が出てきました。(とはいえ熱は上がる上がる)

 

まず保健所に着いてすごく驚いたのは、

検査が野外だった事。

保健所の横で、人が多い場合は待機は一定間隔に置かれている椅子で待機をします…

日本も野外なのでしょうか。あまり検査について詳しく知らなかったので、びっくりしながら外で座って待ちました。

保健所の方ではわりとすぐに順番が回ってきたので、すぐに防備服?を着た担当の人と話す事が出来たのですが、そこで会話をしてみてびっくり。

 

「今熱も高いし、ぜんそくも出てるのであれば今保健所で検査は出来ないです。」

「え!それは一体…」

「厳密に言えば検査自体は出来るんですが、今お姉さんしんどいでしょ?保健所はあくまでも検査をするだけの場所だから、疑わしい症状もあるし、もし今検査をしてしまったら結果が出るまで完全に自宅隔離になります。だから体調が急変しても病院に行けないんです、非常に危険ですよ。」

「なるほど…」

「検査をするなら、コロナ患者でも受け入れるように国で安心病院(안심병원)として指定されている病院がいくつかあります。そこなら病院なので検査にプラス薬も処方してもらえます、そちらに行って下さい。」

「なるほどわかりました、ちなみにその安心病院ってネイバーで打ったら出てきます?」

「はい。(一緒に見ながら)ここからだと新林の病院が一番近いと思います」

「あれでも熱あったら地下鉄乗らない方がいいんじゃ…」

「歩いては行けないと思うので、マスクしっかりして地下鉄で行ってきて下さい。時間も今なら間に合うと思います」

 

という事で、保健所で検査が出来ず別の病院に行く事になりました。

ただ熱がある状態であちこち動き回ってるわけなので、結構ここまで来るのもぜーぜーいってるのにまた移動かwwwwヒィwwwwキチwwwwwwwwという感じでやっとこさ移動をしました…キィイ!!

指定の病院での対応

なんとか病院までたどり着きましたが、いや…暑い。夏でも冬でもなくてまだ良かったです。

病院につくと、またもや野外にブースが作られていました。

実際病院内で免疫弱ってる人沢山いるのにコロナ患者入れてしまったらやばいですもんね…

こうするしか仕方がないんだろうけども、にしても待機場所もまたもや野外、椅子が足りずしばらく私は地面に座って待機。←

結構ここは疑わしい症状がある人ばかりが来てるのかと思ったら、順番が全然回ってこないアジュンマが担当者に騒ぎ立てているのを聞いていると

「旅行に行くためにコロナでない証明書が必要で来た、あとどれくらい待たなきゃいけないのよ!」

というような内容で怒ってらっしゃって、あなたそんなピンピンしてるならそこの椅子譲ってくれないかしら…と思わずにはいられず。

結構案内もずさんで、着いたら機械で申請をしなきゃいけなかったみたいなんですがそれをしばらく知らずに待ってたので、私が受付をした時点で受付が終了となりました…危なかった。。

ちなみに本来17時くらいまでは検査を受け付けてるみたいなんですが、この日は人が多くて16時には受付が締め切られてました。

 

検査を受けるまで、外で1時間半くらい待ちました。

1時間半の間で2回くらい、消毒液のボンベみたいなの持った人が現れて地面から何から消毒液を吹きかけにきました。

検査受けさせてもらえるだけありがたいと思ってじっと我慢しましたが…

外が天気よくて普通に暑いし、熱で熱いし、でもマスクしなきゃいけないし、使い捨てのビニール手袋して待機だし、

待機してる間に具合はどんどん悪くなる…←

呼ばれてからは結構あっという間に検査は終わったのですが、

 

綿棒鼻とのどにぶっさす検査がもう辛すぎて泣きました。

 

え、そこ鼻の領域超えてない???????てとこまで綿棒さすんだから「お姉さん動かないで逃げないで」とか言われてもお姉さん逃げるに決まってんだろお!

(いらすと屋さんへ、鼻に綿棒入れられて悶絶してるイラストも良かったらお願いします)

完全防備で、変な公衆電話みたいな狭いブースに入らされて検査する人は窓越しにいて手袋だけこっちに出てる仕組みになってました(説明むず)

そしてここでも名前を何度も聞かれて「あゆみです」と答える度に、

「あ、苗字がアなんですか?」

という会話を何度したかわかりません。いつもの事です。

 

検査後、点滴を受け薬も無事処方される

検査のあと検査費用を払うために待っていると、さっき鼻の領域外に綿棒つっこんだ担当のお姉さんに手招きで呼ばれます。

「あなた、酸素量の数値がとても低いです。このまま自宅隔離はまずいから、点滴しましょう。すぐに酸素量が回復すれば入院しなくてもいいと思いますが、一旦吸入してみましょう」

 

 

 

ええええええええええええええ

 

 

 

検査を受けて結果がまだ出てないので、病院には入れないけど病院とブースの中間にある、ドアが二重になった病室に案内されて点滴を受ける事になりました。

私が何故もうコロナを覚悟してたかって、

この時も聴診器当てながら「あいご~肺の音が…」とか不安な事言われてwwwwwwwwwwww

横には点滴、口には吸入器突っ込まれてるわけですよ。

 

こらもう覚悟しますってわし…(涙)

 

すっごく寒かったので、毛布もらえませんかと言ったら「熱下げてる証拠だからだめよ」と言われてひたすら点滴と吸入が終わるのをもじもじしながら(TMI)待つ事1時間。

点滴最高!

外での待機のせいで38.5分まで上がった熱が37度台まで下がった上に酸素量も正常範囲に戻ったらしくてすぐに退所させてもらえました。

今考えたら、深呼吸がしにくい状態でマスクしてて熱あるのに暑い中外で待機して酸素量足りてる方がおかしいんですけどねwwww

もうここでは終わったコロナかかっちまったんだ終わった…と思ってたので、陽性出た場合の入院についてしつこく看護師さんに聞いてました。←

 

検査結果、7時間程でメールで届く。

検査には1日かかるので、明日中にはムンチャ(電話番号でやり取りするメール?メッセンジャー)で届きますよ、と言われておりまして。

もう家に帰ってからは、正直私がかかるのはいいとして、私が感染した事によって迷惑がかかる領域が広すぎてもうどうしようという考えしか頭にありませんでした…

私の周りの友達はもちろん、毎日顔を合わせる仲良い同僚は沢山いるし皆そしたらかかってるだろうし、私のせいで会社のある建物は閉鎖、全館消毒、社員全員暫く在宅ワークだし、

本当にたくさんの人に迷惑をかける事になるので、更に気を付けなければと改めて思いました…。

しかも考えに考えすぎて、この間の日テレのZIP!では韓国のコロナ対策について紹介しておいて本人がかかってしまうとかZIP!にも申し訳な(?)いとかそんな事まで考えておりました…←

 

ですが思ったよりも早く、夜の22時頃にムンチャが届きまして。

陰性!!!!!!!とな!!!!!!!!

ああ~もう試験結果見る時みたいに半目で結果確認しましたよ…この感覚久々だった…。

全ての心配が消えて心底安心した夜でした。

にしても7時間以内に結果が届くってすごいなあ…

仲良い同僚達や上司からギプティコンを頂いたりして涙ちょちょぎれて、本当に安堵安堵でした…。

次の日まで熱は続いたので会社は休ませてもらいましたが、一体未だにあれは何だったのかと不思議で仕方ないです。特に朝のあれ!電車がトラウマになりそうなんだけど!?なんだったのあのいきなりの体調不良は…。

うーん免疫落ちてて疲れてたのかなあ…。

最近もう20代前半の頃のようにはいかないので、サプリも採って身体の事をしっかり考えようと思います><


今日のブログ、いかがだったでしょうか!

出来ればこんな体調不良が皆さんに起きない事を願うばかりですが、特に海外で今の時期体調を崩すと不安かと思います。

少しでも何か参考になればと思います!

読者さんからのDMや、会社の同僚を見てても思うのですが最近こういう風邪が流行っているんですかね…絶対コロナだと思ったら違った!とか。

健康にはみなさんも十分気を付けて下さいね…!

最近全然ブログを書けていなかったのですが、久々に日常の出来事を文字にまとめていてアメブロ時代を思い出しました…w

しばらくは本当に少しずつの更新になってしまいそうですが、たまに見に来てやって下さい…!

YouTubeの動画はこちらからご覧いただけます、良かったら見てみて下さいね!

それではまた次の記事、動画でお会いしましょう、さらば!

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ABOUT US

こりあゆ
こりあゆ。1993年6月11日生まれ。海外生活7年目、韓国生活6年目。2009年冬16歳の頃、韓国語を独学で勉強し始め半年後高校の夏休みを利用し1カ月短期留学。それからも独学で中高級まで終わらせ、高校卒業後18歳で渡韓。2012年9カ月間延世大学語学堂に通い卒業、2013年キョンヒ大学に正規入学し文化コンテンツ学専攻、卒業後、2018年より韓国現地のIT企業に新卒就職、コンテンツマーケターとして働く。