L'isora Terraceを出ると、
海岸沿いに天草四郎の像があります。


天草というと歴史の教科書に載っていた
隠れキリシタンを思い出します。
中学生の頃資料集の踏み絵を見た時に
胸に衝撃が走ったのですよね。
自分の命を守るために
自分の信念を曲げてキリストの絵を踏むのか?
自分の信念を貫くために
全く理解を示さない相手に殺されるのか?



信念って何?
信仰って何?
自分が心から望み
信じているものって何?




迫害される人たちの立場を考えると
気の毒で悲惨だと思いもするし、

宗教がなくてもつつがなく
暮らせる人からすれば、
異文化の宗教家に
布教・改宗を迫られるのは迷惑な話です。



信仰を持ってる人は
信じていた何かに裏切られたり
永遠にあると思っていた存在をなくして
それでも生きるために
精神的な支えとして信じ仰ぐのですが、




つつがなく生きている人は
常に仕事や家族や友人や物やお金など
形あるものに執着して離さず
死を直視していないので
遊興に流されて振り向かないものなのです。






昔、モグタンを観ていたら
※画像はお借りしました

モグタンがヨーロッパに渡り
キリストが布教している様子を見たり
ゴルゴタの丘を十字架を背負って
登っているシーンを観た気がします。
どうしたらそうした対立が無くなるのか
幼いながら漠然と考えていたのですよね。





日本には大きく分ければ神道・仏教・その他
いろんな信仰があります。
先祖がしてきた慣習を疑いもなく真似て、
一般的にはお盆やお彼岸にはお墓参りをして
年末年始は寺社仏閣に初詣する人が
多いのではないでしょうか。




今はいろんな宗教が溶け込んで
信じる対象も自由で責められることもなく
平和ないい時代になったということですね。








観光インフォメーションで



『この辺りはまだ隠れキリシタンの名残りってあるのですか?』



と尋ねたら、




『もっと奥の〇〇まで行くと、独特の風習がありますよ。その地域の人たちは今でも信仰してるって大っぴらにしていない感じで…』





と詳しく教えてくれたので、
次は宿泊も考慮して
史跡を巡ってみたいと思います。







ボートに乗って帰る前に、
パールセンターで工芸品を見たりして、
記念に真珠のアクセサリーを買いました。
島に行くと真珠をよく眺めます。

高価な宝石は余り買うこともないんだけど
旅先で『コレだ!』と思うものに
出会った時には迷わず買うようにしています。







さぁ、海を渡って、戻って来ました。
行きの皆さんは普通列車に乗り換えたのか
帰りのA-列車は乗客が少なかったです。




天草、さようなら。




網田(おうだ)駅





熊本県内で最も古い駅舎で、
国の有形文化財に登録されています。
駅舎の紹介されたHPはこちら




御輿来海岸(おこしきかいがん)

『日本の渚百選』『日本の夕陽百選』に選ばれた景勝地。景行天皇が九州遠征の際、その美しさから御輿を停めて魅入られた場所だそうです。






 

窓の外を眺めていたら、
列車のスタッフが飴をくれました。


夜走っていたらムード満点💯でしょうね。



マロンはコーヒーを買って飲みましたヨラブラブ




今日もいい旅になりました。



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