ビニール傘、折れたボクに希望はないが きみにはある ぼくの喜びはキミの悲しみ 逆立つライオンの たてがみのなかで見た きみの夢はなに? ぼくは きみの代わりに ゆめなんか見ない 折れたビニール傘の 骨がキミの眼を貫き通すときは きっと嵐の晩なんかじゃない ほくはキミで きみはボクだから ビニール傘ひとつで 夢なんか見ない