着付けを教える その1
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『着物をいつか自分で着てみたい』と言っていた友達の一言で
楽しく一人で着ていた着物生活から、着付講師になろうと決めました。
その友達に、初めて今日着付けレッスンをしました。
1時間半、見事に脳ミソ消耗しましたー(笑)
友達のチビッコがいて、我が家のワンコがいて、
なかなかてんやわんやでしたが、それでも自分で
人に教えて実感したのが、手の動きと相手の記憶に残る伝え方。
どうしても『覚えなきゃ!』の義務感が強いと、しんどく楽しくありません。
(嫌々する勉強と一緒ですね)
着付の手順の意味が分かれば、考えずとも自ずと次の動作に繋がります。
もちろん、回数を重ねることは必須なのですが、
出来るだけ簡単に楽に、それでも綺麗に着れるように。
そこに至るには、どう相手にインプットしたら良いのか。
とても勉強になりました。
手の動きは、洋服を羽織るのとは使う筋肉や部位が異なるので
『肩甲骨がめちゃくちゃ広がる!』とビックリしていました。
そこに気付きがあったのが、いい感じです❤
使う筋肉が違うからしんどいのではなく、『気持ちいい』になれば、
もっと着物のとりこになっていただけるんじゃないかと、
一人目にしてなかなかな手応えです。
もちろん、まだまだ私は勉強中の身ですので、受講料は無し。
私の練習台&勉強に身体を貸してもらっている感じです。
今日のレッスンの写真とは関係ありませんが、先週自転車で嵐山に行った際、
気になってフラっと立ち寄った祇王寺です。
主人が撮ってくれていましたが、綺麗な光がお気に入りです。
お庭をせっせと一人掃除されていたおじいちゃんの姿も
とても素敵でした。