どんなことを言われても辛抱強く耐えてきたこの一年だったと思います。

 
本来なら「オリンピック銀メダル」は皆で喜び、一目置かれてもいい成績なのに。
 
シニアに上がって日本フィギュア界の対外的な試合は全て、代表を引き受けてきて、
この高難度ジャンパー揃いの、ほんの少しのミスで順序が入れ替わる、誰が勝ってもおかしくない時代に、どんな試合も出場し日の丸を掲揚し続け、
フィギュアファンを喜ばせて、
 
なぜシルバーコレクターなんて、メディアからもスケ連からも表立って揶揄されなくてはならないのか。
 
そういう話が出た時に、2016–17シーズンから24連続表彰台そのうち優勝14回、現世界ランク1位と、どれだけ結果を残してきたか違う角度から指摘するところもあっていいのに、
ISUワールドスタンディング
 
きっと不当な評価も受け入れて糧にして、 
くさらず不平を言わず、
(「シルバーコレクターと言っていただいて、」とインタビューで言ったときは私の方が泣きたくなりました。)
前を向いて笑顔で努力しようとする宇野さんに
私は励まされる。
 
四大陸フリーは、嵐のようだった渾身のスケカナフリーを上手にコントロールして、
 
静謐な銀の光の月光だった。
テレビの画面からも感じられるスピード、なめらかなスケーティング、宇野さんの手は一筋の光を放っていた。

 
この演技をありがとう。
 
【初優勝一問一答】宇野昌磨「素直に嬉しいけど達成感が少ないなと思った」
 
無頓着だった宇野が恩返しV…心許す人の存在が欲に
 
無理せずに無理する。
けがする、けがしないのぎりぎりのラインで練習していく。
 
靭帯部分断裂だったとか。
難しい練習になると思いますが、もう捻挫を繰り返さないように、どうか頼みますよ。
 
ワールドは、稀に見る激戦になりそう。
皆、力を出し切れる試合になりますように。